お掃除Q&A of 女性研

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ガラス磨きに新聞紙を濡らして磨けばきれいになるといわれています。どうしてでしょうか。
新聞紙には印刷インクの油分が含まれています。新聞紙を丸めて水に浸し、絞ってガラスを磨けば油分が汚れを溶かして、たしかにきれいになります。ゴム手袋をはめて行ってください。
でも、インクが溶けて、ゴム手袋もバケツの縁も真っ黒になります。それを洗うのも手間ですね。
一番、簡単なのはスプレー式のガラスクリーナーを吹きかけ、乾いた布で拭き取ること。経済的にはちょっとお高いですが、手間と仕上がりを考えて、方法をお選びください。
冬になると、ドアに触った場合にパチッと静電気に襲われ、ビックリします。静電気を防止する策はありませんか。
静電気といえども、怖い事故も起きています。コインランドリーの乾燥機から出した洗濯物を車に入れたとたん、ドカーンと爆発するという思いがけない事故が起きてしまう場合もあります。
合成繊維は製造工程で物理的・科学的な処理がされているので、静電気も起きやすいのです。
そんな時、柔軟仕上げ材が活躍。静電気を防止するだけでなく、セーターや毛布をふっくらとさせ、毛玉を防いだりタオルや肌着をソフトに仕上げます。
私もドラム型洗濯機を買った時から、柔軟剤を使うようになりました。しかし、最近の柔軟剤は香りを競い合っているような気がしますが、いかがなものでしょうか。
衣類を仕舞う時、防虫剤を入れますね。防虫剤の知識を教えてください。
現在、使われている防虫剤は、パラシクロールベンゼン、ナフタリン、樟脳など。パラ剤は揮発性が高いために即効性があり、殺虫力もすぐて安価。ナフタリンは揮発性が低いために長持ちしますが、大量使用が必要で、でも殺虫力は優れています。樟脳は防虫力は優れていますが殺虫力はほとんどなく、高価ですが香りに優れているので和服などに使われます。
殺虫剤はひとつの容器に1種類にし、2種類以上を一緒に使わないこと。常温では溶けない防虫剤も一緒に使うと融点が下がって溶けてしまい、衣類にシミをつけることがあります。
シミが出来てしまった場合は、タオルを下に当て、ベンジンでただけば落ちます。
この頃、激しい雨が降ると樋から水が溢れるような気がします。溢れた水が外壁を傷める前に手を打ちたいと思いますが。
まず傷やゆがみがないかどうかをチェック。壊れているとしたら、専門家に相談することが必要です。壊れていないのに雨水があふれるなら、それは落ち葉や風で舞った異物が詰まっているものと考えられます。
水平の樋が垂直になる部分を繋ぐ集水器を覗いてみましょう。詰まったゴミを取り除き、ホースで水を流して水圧で下まで押し流します。水がスムーズに流れるかどうか、確認してください。
すべての集水器を点検してみることが必要ですが、二階部分は大変危険ですので、よほどの注意が必要です。専門家に任せたほうが無難ですね。
泥はねや蜘蛛の巣で、外壁が汚れ、なかなか落ちません。塗り替えたほうがいいのでしょうか。
泥はねは洗い流すことができますが、外壁は頑固な汚れを放置しておきがちなので、染み込んで落ちにくくなってしまいます。
蜘蛛の巣は払っても払っても新しい巣ができ、糸には粘りがあるのでホコリやゴミがついて汚れます。その場合、洗剤溶液で洗い流し、その後、水洗いが必要です。
何年も経っているなら、塗り替えも考えたほうがいいかもしれません。
外壁の塗り替えは、10年持つ場合もありますが、普通は5~7年に1回、前面塗り替えをするようにとハウジングメーカーは言っています。
台所の床下収納にカビが生えてしまいました。カビの除去法とカビを防ぐよい方法を教えてください。
台所の床下収納には換気口が開いていますが、湿気が籠もりやすい場所でもあります。
内部はプラスチックなので、お手入れは簡単。中の物をすべて取り出し、掃除機でゴミを吸い取り、塩素系の漂白剤を加えて、雑巾で拭き取ります。このとき、必ず手袋をしてくださいね。塩素系漂白剤は殺菌作用があるので、カビ防止に効果があります。
雑巾で拭き取ってもカビの色素が取れない場合は、市販のカビ取り剤を吹き付けてしばらく置き、何回か水拭きしてください。
中に入れる物も、漂白剤溶液で拭き取ってから収納しましょう。
浴室のタイルと浴槽の境目の間に、少しアキができています。隙間を埋める充填剤を教えてください。
浴槽とタイルのように素材の違うものを繋ぐには、フレキシブルなコーキング剤が最適です。最初は軟らかいコーキング剤ですが、年数が経つにしたがって固く締まり、隙間ができてしまったのでしょう。
コーキング剤をホームセンターで購入して埋め直しましょう。
なお、コーキング剤は軟らかいことと栄養分が含まれていることによってカビに狙われやすいのでご注意ください。やみくもに擦り取ろうとすると、コーキング剤にキスがつき、カビの根がますます奥まで入り込みます。カビ取り剤を使用して、根を元から絶ちましょう。
お風呂のタイルの上にヘアピンを数本、置いていたため、鉄サビが着いてしまいました。ブラシで擦っても落ちませんが、良い方法はありませんか。
鉄サビは鉄が酸化したことによってできた汚れです。酸化した汚れは還元によって落とすことができます。カビ取り剤に入っている塩素系の漂白剤では落ちません。
そこで、還元型漂白剤を試してみてください。顆粒状の還元型漂白剤(ハイドロハイター)を熱いお湯(60~70度)でドロドロに溶かし、ティッシュペーパーに含ませて20~30分ほどそのまま置いておきます。乾いたころ、ナイロンタワシで擦るときれに落ちるはずです。その後、水で洗いながしてください。数回繰り返しても取れない場合は、すでにタイルの中までサビが浸透してしまっているので、あきらめるしかありません。
お盆が近づいています。お墓のお掃除をしなければならないと思っていますが、どうすればいいのでしょうか。
家からは、墓石の汚れを取るタワシ、墓石と台座の汚れを取るナイロンタワシ、水分を拭き取る雑巾をビニール袋に入れ、灯籠の窓を塞ぐ和紙とハサミ、両面テープを持って行きましょう。
まずは草取り。花入れの中の汚れ取り。備え付けの桶とひしゃくを借り、ひしゃくで墓石に水をかけて石の汚れをタワシで擦り取ります。次にナイロンタワシで細部の汚れ取り。灯籠の汚れ取り。それが済んだら灯籠に和紙を貼ります。私は和紙を内側から貼ります。そうすれば見た眼にきれい。
花入れの内側の汚れは、私は百均で柄付きタワシを買って、誰でも使えるように備えておきます。針金にぶらしを植えただけのブラシは、グシャっと握れば花入れに入ります。
後は、迎え火の13日の昼に花を買って花入れに備えます。お墓には3時過ぎには行かないほうが良いと言われていますので、昼の間に供えましょう。
夏になると、畳がべとつくような気がします。畳の掃除はどうしたらいいでしょうか。
毎日の掃除は畳の目に沿って、座敷箒で掃いたり掃除機をかけます。1週間に1度くらい、電気掃除機で畳の目や縁、壁際などの間に詰まったホコリを吸い取ります。箒が行き渡らない所は、細口ノズルや隙間ノズルで。1ヶ月に1度くらい乾拭きをします。タオルを8つ折りにして面を変えながら。汚れがひどい時やべとつく時には湯拭き。湯につけた雑巾を硬く絞り、その上に乾いたタオルを包んで水分が直接畳に触れないようにしながら手早く拭きます。湯拭きは晴れた日の午前中、窓を開け放して行い、掃除後は扇風機の風を当てるなど早く乾かすようにします。
湯拭きでも取れない汚れは洗剤拭き。ぬるま湯に住まいの洗剤を入れタオルを硬く絞って拭きます。その後、乾いた布で拭き取ります。
流し台とタイルのつなぎ目の白いゴムのような素材が黒くカビてきて、どうしても取れずに悩んでいます。なにか良い方法はないでしょうか。
目地を繋ぐ素材には2種類あります。タイル同士を繋ぐのはセメント。流し台とタイル、流し台と水道管、バスタブとタイルなど素材の違うものを繋ぐのはコーキング材と呼ばれます。
コーキング剤は軟らかくて弾力性があるために、性質の違うもの同士を繋ぐ力があるわけです。
セメントは水が染み込む性質があるために、カビが根を生やしやすいと同時にカビ取り剤も染み込むのでお掃除もしやすい素材です。一方、コーキング材は水をはじいてカビ取り剤を寄せ付けません。しかも軟らかいためにカビの侵入を許します。そこで、いつでも表面に水分や汚れを残さないようにしておくことが肝心です。
片付けが終わったら洗剤をつけてスポンジ洗いをし、汚れを落とします。さらに、乾いた布で水分を拭き取っておきましょう。
さて、カビが生えてしまったらどうしましょう。表面のカビは洗剤で洗い流せても、中に潜んだ根は取れません。
カビが中まで染み込んでしまったら、コーキング剤を取り替えるしか方法はありません。でもその前に、コーキング剤の大きさに裂いたティッシュペーパーを数枚重ねて、漂白剤を吹き付け、数時間置いてみてください。ティッシュペーパーが乾いてしまうと剥がしにくいので、濡れているうちに剥がしましょう。漂白剤を使う時には、必ずゴム手袋をしてください。
買い置きしていたトイレ用洗剤がたくさんあるので使ってしまおうと思うのですが、便器が変色しないか心配です。
一般に市販されている洗剤は、厚労省の安全基準に基づいて製造されているので、使用量や使用法を守れば器具や素材を傷めることはありません。
しかし、いつ購入されたのでしょうか。使用期限を過ぎていれば変質していることも考えられるので、あまり古いものを使用するのはお勧めできません。また、厚労省の許可成分が変更されれいることもあり得ますので、使用期限や成分内容を検討されたほうがいいでしょう。
製品に表示されているお客さま相談センターで確認してみてください。
窓側の床がガサガサ、ささくれ立ってきました。どうしたらいいでしょうか。
床がささくれ立ってしまったのは紫外線の仕業。紫外線というと夏のイメージですが、A波のピークは5月。これから6月、7月、8月と強い紫外線に晒される季節が続きます。
紫外線対策としては、窓ガラスにUVカットフィルムを貼ったり、UVカット効果のあるレースのカーテンやロールスクリーンで、明るさを確保しながら紫外線を防ぐという方法があります。ベランダやテラスに日よけのシェードをつけるのも良い方法です。
ささくれ立ってしまった床は、ワックスをかけ直します。まずはワックス剥がし剤で古いワックスを剥がし、新しいワックスを塗ります。その場合、部屋全体に処理することが必要です。大変ですが、ワックスの塗り替えは床がきれいになって、達成感がありますので、頑張って行いましょう。
ワックス剥がし剤とワックスは、ホームセンターなどで購入してください。商品に使い方が詳しく書いてありますので、それを参考に。
玄関のドアノブが錆びてしまいました。どのようにしたらきれいになるでしょうか。また、その後のお手入れは?
毎日家族が触れるドアノブは、手垢などで汚れやすい部分。普段から乾拭きを心がけましょう。
汚れがひどい場合は、洗剤、クレンザー、歯磨き粉、金属磨きなどを使うのも良い方法です。
ただし、洗剤やクリーナーがドアの木質部につかないように注意してください。木質部分には養生テープを貼って保護するなどの気遣いを。洗剤などは木質部の塗装を溶かし、傷みの原因になります。
玄関脇の白木が風雨にさらされて黒い斑点ができ、傷んできました。どうしたら良いでしょうか。
白木の丸柱は、日本家屋の美しいシンボルですね。でも、美しさを保つお手入れが難しいことが難点です。
白木の汚れは原因をハッキリつかんで対処することが大切です。考えられるのは①カビ②木のヤニや木そのもののアク③手垢④風雨や紫外線による変色、などです。
黒い斑点は、たぶんカビだと思われます。ポーチ柱は風雨が当たるので、水汚れがカビを呼んだのでしょう。
柱の部分洗いはかえって汚くなってしまうので、全体を洗います。
漂白作用のある中性洗剤(メーカーによって使用法が異なるので、取り扱い説明書をよく読んでから使いましょう)で洗いますが、上から下まで一気に作業しないとムラになります。目立たない場所で試してみて、とても自分の手に負えないと思ったら専門家に相談してください。
和室はあまり使っていませんが、ふすまがくたびれてきたような気がします。ふすまの手入れはどのようにしたらいいのでしょうか。
普段の掃除は羽ハタキや軟らかいブラシでホコリを払います。ホコリをそのままにしておかないことが、黄ばみを防ぐコツです。
週に1度は電気掃除機の丸口ブラシを使って細かいホコリを吸い取ります。枠は時々乾拭きをしてツヤを出します。
引き手の部分はほとんどが金属製。普段は乾拭きか水拭きを。引き手の周りの汚れは、早いうちなら消しゴムで擦れば目立たなくなります。引き手の周りのしつこい汚れは熱い蒸しタオルを当て、汚れが浮き上がってきたところで洗剤を布に付けてトントンと叩くようにして汚れを取ってから水拭きします。ひどく汚れてしまった場合、引き手を外して色紙を貼っても雰囲気が変わっていいですね。
キッチント洗濯コーナーの間に、アコーデオンカーテンがあります。長い間、使用していたため、汚れてきました。水洗いしてもいいのでしょうか。
アコーデオンカーテンの素材は、ほとんどが塩化ビニールなので、水洗いができます。
普段はハタキやブラシでホコリを払い、汚れは水拭きする程度で良いでしょう。
半年に1度くらい、スポンジやブラシに住まいの洗剤溶液を付けて洗い、その後水拭きして洗剤分をぬぐい、乾いた布で水分をぬぐってください。
塩化ビニールは静電気を帯びます。ついでに、壁との接触面も同様に洗うと全体的にスッキリします。
人造大理石の洗面台が黒ずんできたのですが、きれいにする方法がありましたらご指導ください。
人造大理石は本物の大理石よりやや弱いのが欠点。そこで長い間には、表面に傷がついたり、汚れが染み込んだりしてしまいます。
まずは、日常のお手入れをきちんとして、汚れを溜めないこと。もし、汚れを溜めてしまったら、洗剤とスポンジの力を借りてお掃除をしましょう。粒子の細かいクリームクレンザーをスポンジにつけて磨いてください。それでも黒ずみが取れない場合は、汚れが中まで浸透しています。今度はもっと粒子の粗いクレンザーか研磨粒子付きのスポンジで擦ってみてください。
粒子の粗いクレンザーや研磨粒子付きのスポンジを使った場合、肉眼では見えなくても表面に細かい傷がついてしまいます。傷がついたままにすると、そこに汚れが付着し、さらに汚くなります。仕上げに粒子の細かいクレンザーで表面の傷を滑らかにすることが必要です。
ステンレスの浴槽の四隅に、茶色のサビのようなものが出ました。どうすれば良いでしょう。
鏡のように磨かれたステンレスには、汚れが着きにくいものです。そこで、ステンレスの浴槽を洗う時には、粒子の粗いクレンザーや研磨剤付きのスポンジは必要ありません。ステンレス用のクリーナーでいつも磨いておけば、汚れをシャットアウトすることができます。
一方、粒子の粗いクレンザーやスポンジを使っていると、肉眼では見えなくても細かい傷をつけ、そこに汚れがついて薄茶色のサビを発生します。これを繰り返していると、サビの部分がだんだん大きくなってしまいます。
四隅にサビが出たのは、その部分に水が溜まりやすいのでしょうか。
いったんサビが出て奥まで浸透してしまったら修復は困難です。
ステンレス浴槽を洗う時には軟らかいスポンジを使いましょう。クレンザーは市販されている粒子の細かいステンレス用のクレンザーを。スポンジに研磨剤が入ったステンレス磨きも市販されています。
お正月の来客で、キッチンはフル回転。ステンレスのシンク、水道の蛇口まわりが曇っています。良い手入れ法はありませんか。
ステンレスは粒子の荒いクレンザーや強力な研磨剤が附着したスポンジを使うと傷ついてしまいます。そして、深い傷がつくと、錆が出ることもあります。
しつこい汚れを取るためには、粒子の細かいクレンザー(クリームクレンザー)を使ってください。
水道の蛇口も同じステンレス製ですから、手入れ法は同じです。
ステンレスをピカピカに保つには、おそうじの後、水分を残しておかないこと。水滴が残っていると、その水分が蒸発した時に水に含まれるミネラル分は蒸発せずにステンレスを曇らせます。おそうじの後は、乾いた布で水気を拭き取っておきましょう。
先日、テレビを見ていたら、ラップに洗剤を付けて擦ると良いと言っていました。ラップは洗剤を含まないので、効率良く汚れが取れるとか。そこで、ラップを線状にに裂き、コヨリ状に捻って蛇口の隙間に差し入れ、しごいてみました。結構、きれいになりましたよ。
お正月には普段使わない重箱やお椀を使います。手入れ法はどうしたら良いでしょうか。
中性洗剤を使って、やわらかいスポンジ洗いをしても大丈夫です。その時、長時間、水に浸けることがないようにしましょう。
漆器は軟らかい素材ですから、洗う時は陶器などとは別にしてください。
洗い終わったら、自然乾燥よりも布拭き。軟らかい布で拭いてください。重箱の隅やお椀の底など水が溜まりやすいところは丁寧に水分を拭き取りましょう。
「漆器対応」と書いてある食洗機であっても、食洗機の洗剤は強力であり、乾燥は素材を変形させてしまうことがありますので、お勧めできません。
仕舞う場所は直射日光が当たらない所へ。重ねて収納すると傷がつきやすくなるので、間に布や和紙を挟んでおきましょう。
高価な漆器。でも、日々の生活で使ってはいかが? 乾燥もせず、なによりもリッチな食生活になりますよね。
台所の換気扇のお掃除をする時、ファンの部分や羽を取り外すのに大変です。頭を突っ込まないと外せないので、いつも苦労しています。ネジのベトベトで外しにくくて困ります。
大きなレンジフードは、揚げ物の油汚れや焼き魚の煙を素早く室外に放出してくれる強い身方です。でも、高いところに取りつけてあり、面積も大きいところから、お手入れは大変です。
換気扇のお掃除の鉄則は、最低三ヶ月に一度行うこと。それ以上経つと、油が硬化し、頑固にこびりついてしまいます。そうなれば油のべたつきで滑ってファンも外しにくくなります。マメなお掃除が大切になる場所ですね。
もう一つの鉄則は、外せるものは外して浸け置き洗いをすること。洗剤の汚れを溶かす化学力と、タワシの汚れを掻き取る物理力で徹底掃除を実行しましょう。
洗面ユニットのホウロウの上に瓶を落としてヒビ割れができてしまいました。修理法はありますか?
ホウロウは、鉄にセラミック加工を施したもの。放っておくと、ヒビ割れから水が入って、ホウロウの奥が錆び始め、ホウロウを押し上げて割れ、黒い下地が出てきてしまいます。
ヒビが小さいうちに、市販のエポキシ系のホウロウ補充剤で補修します。この薬剤は、固まると非常に硬いプラスチックになるもので、これをヒビ割れの間に入れるように塗り、厚紙をヘラの代わりにして表面を平らにします。塗ったら乾くまで約30分くらい水を使用しないで待ちましょう。
毎日、モップでホコリやゴミを取り、木の床のお掃除をしています。でも、油汚れや黒ずんだ部分はなかなかきれいになりません。洗剤をつけて拭くとツヤがなくなってしまいます。簡単にきれいになる方法を教えてください。
フローリングは、モップでホコリを取るだけでは、長い間には黒ずんでしまいます。料理から出る油汚れ、たばこのヤニ、屋外の排気ガス……これらの汚れはモップでは取れません。普段はモップでホコリを取り、時々は住居用の洗剤溶液で硬く絞ったぞうきんで汚れを拭くことが必要です。
また、床のワックスはどうしていますか? ワックスにはツヤを出して見た目を美しくするだけでなく、汚れを防止するという役目もあります。表面に皮膜をつくり、汚れが染み込まないように守ってくれますから、木をいつまでも美しく保つためにワックスは欠かせません。
古いワックスをワックス剥がし剤で剥がせば汚れも同時に剥がれ、その後新しいワックスを塗れば美しい輝きが取り戻せます。
ランプシェードにシミがついてしまいました。洗剤で拭いてもいいものでしょうか。
ランプシェードは意外に汚れているものです。ランプを点けることによって空気が暖まり、対流を起こして部屋中のホコリを呼び寄せるからです。
布製ならシミ抜きをしますが、周囲が汚れているとシミを抜いた部分だけがきれいになり、かえって目立ってしまいます。風合いが壊れるのを覚悟でブラシ洗いをするか、周辺をボカシながらシミ抜きを試してみましょう。
すべてのシミ抜きのコツは、作用が緩慢なものから順次試すことです。
裏にタオルなどの当て布をし、①まず水かお湯で叩いてみる、②次に布に中性洗剤溶液をつけて叩いてみる、③それでもダメなら酸素系漂白剤溶液で叩いてみる……の順に試してみましょう。
シミが水溶性なら中性洗剤が有効ですが、油性のシミなら②の手順の時にベンジンかアルコールで叩いてみてください。
すべての素材は、掃除のことを考えて選ぶことが必要ですね。ランプシェードはプラスチックなら洗剤溶液でスッキリきれいになりますよ。
お風呂の排水パイプの掃除はどうすれば良いのでしょうか。
まず、お風呂の排水口周辺を確認してください。排水口の入り口には金網があります。その部分に髪の毛やゴミが付いていませんか。第一関門がきれいになっていないと、水は流れてくれません。
その金網を取ると、臭い止めのキャップがついています。それを左にねじって引き上げてみましょう。すると配水管に通じる穴が見えてきます。その部分に髪の毛やゴミが詰まっている場合は取り除きます。多くの場合、ぬめりが付いていますが、それは微生物の住み処。タワシ洗いで簡単に取れるので、しっかり擦ってください。その後、ホースで勢いよく水を流します。
それでも詰まっている場合は本管が詰まっていることが考えられます。市販のパイプ掃除剤を振りかけ、お湯をかけて一晩おいてみましょう。
トイレや浴室のアルミ枠のついているガラス窓、網戸の掃除の仕方を教えてください。
そろそろ外の風を入れたい季節になりました。網戸やガラス窓の掃除をして爽やかな風を取り込みたいものですね。
網戸をじっくり眺めてください。網戸の側面上部にビスがついていますから、まずビスをゆるめ、はずれ止めを下げます。それでもはずれない場合は、外側の下部のビスをゆるめ、戸車を上に上げてから外します。
面格子付きの窓で外からはずせない場合は、網戸、サッシの順で外側にはずし、面格子に立てかけておきます。次にサッシ、網戸の順で室内へ取り込みます。
網戸の掃除は、はたきなどでホコリを落としてから、中性洗剤を水で薄めた液をスポンジに含ませ、両面からたたくようにして汚れを落とします。さらに水洗いして乾かし、戸車に油をさしてから取りつけます。
洗面所の蛇口の中にあるジャバラ状の水はね防止金具と水が落下する部分が茶色になります。サンドペーパーで擦っても同じ状態を繰り返します。うがいなどをしていることから、身体に対する影響も考えていますが、どうでしょうか。水は井戸水です。
洗面ボールが茶色に変色するのは、鉄サビの仕業です。井戸水をお使いということですので、鉄分の多い地質の影響を受けているのでしょう。
鉄サビは、洗面ボールやトイレの手洗い、便器などにシミをつくってやっかいです。それを防ぐには、日常的にサビがつく前に磨いておくことが大切です。といっても、金属部分は番手の細かいサンドペーパーで(1000番とか)で磨いても大丈夫ですが、水が落下する陶器の部分はサンドペーパーでは細かい傷がついて汚れが付着しやすくなってしまいます。ナイロンタワシとクリームクレンザーで磨きましょう。
身体への影響をご心配のようですが、鉄分なので心配はありません。
風の通りがあまり良くないようなのですが、どうしたら良いでしょうか。
風通しを良くするには、風の通り道をつくること。まず、外回りを点検してください。大きな木や物置などが窓に接近していませんか。窓が塞がれた状態では風は入ってきません。開口部を塞がないようにしましょう。
次に室内を見回してみましょう。風は、入るところと出るところがあってはじめて通り抜けることができます。そこで、風の入り口となる窓と対角線にある窓やドアを開けておきます。なるべく遠くの窓が2カ所開いていれば、効率良く風が吹き抜けてくれます。
例えば1階のリビングの窓を開け、入り口のドアを開け、階段の踊り場にある窓を開ければ、風は元気に通り抜けてくれるでしょう。
さらに、風の通り道に障害物がないかどうか確認。風の入り口になる窓周辺、通り道に家具などが置かれていませんか。障害物があったら、家具の配置を代えてみましょう。
出入り口と通路に障害物がなければ、風通しはきっと良くなることでしょう
押入の収納法を教えてください。以前、一番下にしまっておいた布団がシミだらけになってしまった経験があります。
押入は湿気が籠もりやすい場所で、湿気が大好きなカビに狙われます。布団がシミだらけになってしまったのは、湿気がたっぷりでカビにとって絶好の環境だったのでしょう。
木造の家は、木が呼吸しているので、一般に湿気が籠もりやすいと言われています。高温多湿の日本の住まいにとって、木は優れた素材と言えますね。
近年の密閉度の高い住居環境、そして土地の条件によっては押入に湿気が籠もってしまうこともあります。出来れば布団は下段には入れないこと。下にスノコを敷くこと。それでも心配な場合は壁面にもスノコを当てて、布団が直接壁に触れないようにすること。
時々、左右のフスマを10センチほど開けて空気を循環させます。晴れた日には窓を開けて、フスマを中央に寄せ、両方を開けて風を通します。
押し入れ用の湿気取り剤が市販されていますが、気休め程度の効果しかありません。日中、締め切っている部屋などでは、エアコンのドライ運転か除湿器を使えば万全です。
洗面所などのジャバラ状の網戸は内側からは拭くことしかできず、外側は汚れたままです。外そうと思っても窓の開閉レバーが邪魔になって外れません。掃除の仕方を教えてください。
網戸は外して洗うのが一番ですが、外れない場合はやっかいですね。
雑巾で拭くと、かえって汚れを網目に埋め込んでしまい、網目がよれてしまいかねません。そこで、ブラシ洗いをお勧めします。
窓枠の下の部分に雑巾を敷き詰め、容器に洗剤溶液をつくり、軟らかいブラシを洗剤に浸しながら上から下へと優しく洗います。雑巾が汚れを含み過ぎたら絞りつつ進めてください。
最後に水気を拭き取るくらいのつもりで、乾いた雑巾でなでておきましょう。
浴室のカビ。カビ取り剤を使って擦って取ってもすぐにまた生えてきます。どうしたらよいのでしょうか。
この間、NHKの「ためしてガッテン」に浴室のカビ退治をやっていました。タイル壁と浴槽、タイルを繋ぐ場所がカビに狙われる場所ですが、いくらカビ取り在を使って擦ってもダメ。擦るたびに細かい傷がついてそこがまたカビの温床になってしまうのだとか。結論としては、擦らずにカビが死に絶える50度の湯を5秒ずつ掛けて絶やすのが一番ということ。
でも、我が家の温水器は42度で設定して(老人がいるので高い温度では危険なので)います。50度のお湯を出すためには設定を変え、しかも温水器から浴室まで出て来るのには時間がかかり、湯水のムダになりかねません。
で、私がやっているパッキンの幅にティッシュを貼り、塩素系漂白剤を吹き付けてしばらく放置という方法でもいいのではと思いました(擦ってカビの生える場所をつくらないので)。
みなさんはどちらの方法でなさいますか?
お風呂のタイルの上にヘアピンを置いておいたために、錆がついてしまいました。ブラシで擦っても落ちませんが、良い方法はありませんか。
鉄サビは鉄が酸化したことによってできた汚れです。酸化した汚れは還元によって落とすことができます。カビ取り剤に入っている塩素系の漂白剤では落ちません。
還元型の漂白剤を試してみてください。顆粒状の還元型漂白剤(ハイドロハイター)を熱いお湯(60~70度)でドロドロに溶かし、ティッシュペーパーに含ませて1時間ほどそのまま置いておきます。乾いたころ、ナイロンタワシで擦るときれいに落ちるはずです。その後、水洗いをしてください。数回、繰り返しても落ちない場合は、すでにタイルの中まで錆が浸透してしまっているので、あきらめるしかありません。
流し台とタイルの繋ぎ目の白いゴムのような素材が黒く黴びてきて、どうしても取れずに悩んでいます。なにか良い方法はないでしょうか。
目地を繋ぐ素材には2種類あります。タイル同士を繋ぐにはセメント。流し台とタイル、流し台と水道管、バスタブとタイルなど素材の違うもの同士を繋ぐのはコーキング剤。一般に、変形シリコーンシーラントが使われています。軟らかく弾力性があるために、性質の違うもの同士を繋ぐ力があるわけです。
流し台の場合、片付けが終わったら洗剤をつけてスポンジ洗いをし、さらに乾いた布で水分を拭き取っておきましょう。
さて、カビが生えてしまったら、ティッシュペーパーでコーキング剤の幅のコヨリをつくって、塩素系の漂白剤を染み込ませておきます。数時間ほど経ってティッシュペーパーが乾かないうちに取り除きます(乾いてしまってからでは取りにくくなりますので)。処置は必ずゴム手袋をして行ってください。
台所の換気扇の掃除をする時、ファンの部分や羽を取り外すのに大変です。頭を突っ込まないと外せないので、いつも苦労しています。ネジもベトベトで外しにくくて困ります。
レンジフードは、揚げ物の油汚れや焼き物の煙を室外に出してくれる強い身方です。でも、高いところに取りつけてあり、面積も大きいことからお手入れは大変。
換気扇のお掃除は3ヶ月に1度は行いましょう。それ以上経つと、油が硬化し、頑固にこびりついてしまいます。そうなれば、油のべたつきで滑ってファンも外しにくくなります。マメなお掃除が必要になる場所ですね。
外せる物は外して浸け置き洗いをすること。洗剤の汚れを落とす化学力と、汚れを掻き取るタワシの物理力を総動員します。
ただ、換気扇には簡単に外れるタイプとそうでないタイプがありますね。メーカーはお掃除のことを考えて商品開発をしてくれないので、マメなお掃除で対抗するしかありません。
浴室のタイルの目地の汚れ、タイルと浴槽のつなぎ目のビニールのような部分のカビが取れません。どのようにしたら良いでしょうか。
最近の浴室はユニットバスが多く、機密性が高く、土台への湿気を遮断したり工事が簡単だったり、メリットがたくさんあります。でもカビは湿気と温度と汚れが大好きですから、機密性が高ければそれだけカビの温床になりやすいのが残念。
まずバスルーム全体をお風呂用洗剤で洗ってみましょう。ナイロンタワシかデッキブラシで丁寧に擦り洗いをして、水で流します。
それでも落ちない部分がカビの汚れです。目地の黒ずんだ部分は漂白剤入りのクレンザーを使い、タワシで丁寧に洗ってみてください。それでも落ちない汚れはカビ取り剤を塗布してしばらくおき、洗い流します。
お風呂のタイルにヒビが入ってしまいました。補修法を教えてください。
タイルの表面は陶器と同じ。堅牢ではありますが、衝撃やひずみに弱い性質を持っています。そこで、硬い物を落とすとヒビ割れてしまいます。また、木質とのつなぎ目など、材質の違う物との接点はひずみがおきやすく、ヒビが入ってしまうことがあります。
いったん割れたタイルは貼り替えなければなりません。そのまま放置すると、そこから水が染み込み、土台を腐らせてしまうこともあります。
用意する物は、タイルの目地用のホワイトセメント、金属のヘラ、400番手の耐水サンドペーパー。①タイルの目地用のセメントに水を加えて耳たぶくらいの軟らかさに練り、ヒビの部分にヘラで埋め込む②濡らした指で、埋め込んだセメントをならし、タイルの表面と同じ高さ にし、タイルにはみ出したセメントを布で拭き取る③ホワイトセメントを乾燥させてから、耐水サンドペーパーを濡らして表面を磨きあげる。
ただ、ヒビが小さい場合にはタイルの表面に浴室用シリコン系充填剤で埋めても良いでしょう。
対面キッチンの木製のカウンターの表面が黒ずんできました。手入れ方法を教えてください。
どの程度の痛みなのでしょう。設置場所から考えて、水はねや度重なる水拭きなどでワックスが取れてしまい、表面がカサカサになっているのでしょうか。
それなら、水性ワックスをきれいな布に取り、薄く塗ってみてください。もし、表面塗装がはげるほどひどければ、専門家に相談を。
通常のお手入れは、汚れたらすぐにカラ拭きするだけで十分です。こびりついた汚れには住居用洗剤拭きを。台ふきんの滑りが悪くなったり、ツヤがなくなってきたら、ワックスをかけるシグナルです。
日差しが明るくなると、窓辺に置いてあるテレビやオーディオの汚れが気になります。簡単にきれいにする方法はありますか?
電気製品は水拭きは禁物。
まず、ホコリ取り。フローリングワイパー用のシートを使えば簡単です。
電気製品は水拭きは禁物。プラスチックや金属部分はガラスクリーナーで拭くと簡単にきれいになります。
ガラスクリーナーには静電気防止剤が入っているので、再汚れ防止効果も期待できます。
木質部分は家具磨きで汚れを取りましょう。
男性用便器に防臭剤の黄色いボールを置いておいたところ、シミができてしまいました。落とす方法はないでしょうか。
まず、塩素系の漂白剤を試してみてください。衣類や台所の漂白剤で結構です。漂白剤溶液をティッシュペーパーなどに染み込ませ、色がついた場所に数時間置いておきましょう。
それでも落ちない場合は、物理的な方法に頼るしかありません。ナイロンタワシにクリームクレンザーをつけ擦ってみてください。割り箸の先にナイロンタワシをゴムで止めたものを作っておけば手を汚さずに処理できます。
私はインナー手袋をして薄手のプラスチック手袋をはめ、手で擦ります。やっぱり、手で擦ったほうが力が入り、効果が増します。
ところで、トイレの臭いはお掃除が行き届いていないことの証し。臭いをマスキングするより、臭いがすると思ったら即、あるいは臭いがする前にマメにお掃除しましょう。
毎日の掃除で困っているのがアルミサッシのレールです。何かよい方法はないでしょうか。
アルミサッシの鋭角的な溝、ことに隅の部分や開ききらない真ん中の部分の汚れ取りは至難の業ですね。
硬い絵筆か硬い毛のハケを使ってみてください。
サッシ用のブラシはハブラシのように毛が横に植えてあるので、細部のホコリを掻き出そうとしてもプラスチック部分が邪魔になってうまくいきません。筆状になっているハケなら隅まで行き届きます。
ハケでゴミを掻き出し、掃除機の隙間ノズルで吸引。ゴミを取った後、割り箸にぬれタオルを巻き付けて細かい部分まできれいに拭き、乾いた雑巾で拭き取ります。
汚れがこびりついている場合は、ヘラがお勧め。適当と思われるヘラをホームセンターか金物屋さんで探してみてください。
毎日、モップでホコリやゴミを取り、木の床のお掃除をしています。でも、油汚れや黒ずんだ部分はなかなかキレイになりません。洗剤で拭くとツヤがなくなってしまいます。簡単にきれいになる方法を教えてください。
フローリングはモップでホコリを取るだけでは、長い間には黒ずんできます。料理から出る油汚れなどはモップでは取れません。普段はモップでホコリを取り、時々は住居用の洗剤溶液で固く絞ったぞうきんで汚れを拭くことが必要です。
また、床のワックスはどうしていますか? ワックスには、ツヤを出して見た目を美しくするだけでなく、汚れを防止するという役目もあります。表面に皮膜をつくり、汚れが染み込まないように守ってくれますから、木をいつまでも美しく保つためにワックスは欠かせません。
新築時には専門家が丈夫なワックスをかけて引き渡すので半年くらいはそのままでも床は痛みません。その後は、1~2ヶ月に1度くらい上からワックスを塗りましょう。そして、部屋の隅の方が黒ずんできたらワックスの塗り替え時。古いワックスを剥がして新しいワックスを塗ってください
木の床を糠で磨くと良いと聞き、サラシに糠を包んで磨いています。この方法は白木や柱などに試してもいいのでしょうか。
木の床を糠で磨くのは、昔から伝えられてきたおばあちゃんの知恵ですね。昔の床は樹脂加工をしない白木でつくられていました。ワックスもなく、手入れといえば手近なものを使うしかありませんでした。そして、その油が染み込んで黒光りするほど美しさが増してくるというのが昔の手入れ法でした。
しかし、現代の床は、ワックスで保護し、木の本来の色を長く保とうというのが美しさの基本です。そこで、ぬかで磨いても油が染み込まず、黒光りは期待できません。
むしろ、糠の油で滑ってしまうほうが心配です。現代の生活には現代の生活の知恵が適しているといえますね。
敷居が黒ずんできました。きれいにする方法はありますか。
白木の敷居ですね。部分的に汚れを落とそうとするとブチになってしまいます。汚れ落としは、戸を外して、端から端まで一度に行いましょう。
とくに注意することは、柱の裾に養生テープを貼って、洗剤や水分が影響しないように慎重に。柱に染み込むと、シミをつくってしまいます。
住居用洗剤溶液をつくり、使い古したナイロンタワシを浸して絞り、木目に添って一気にこすります。その後、水拭きをして洗剤分を十分に落としてください。
なお、きれいになって乾いたら、敷居の溝にロウを塗っておくと、戸の滑りがよくなります。
この頃、座敷の襖の滑りが悪く、開閉時にきしみます。スムーズに動くようにするにはどうしたら良いでしょう。
滑りが悪い時は、敷居に埃が溜まっていないかよく見て、まずはお掃除をしてください。
そして、敷居と鴨居に蝋を塗るか、市販のシリコン入り潤滑スプレーを吹き付けます。ただし、スプレーの際、周りに着くとシミになるので注意しましょう。
また、敷居の溝に滑りを良くするための敷居滑りテープを貼るのもひとつの方法です。
襖と敷居が摩耗して隙間があいてしまった時には、当て木をする方法がありますが、家庭では難しいので専門家に相談してください。
和室の柱で猫が爪を研ぐので、ささくれができてしまいました。良い修理法はありますか。
猫の爪研ぎですから、下のほうだけだと思いますが、柱がささくれ立ってしまうと、見た目も悪いし、掃除の時や通りかかった時に引っかかったり、手に棘が刺さったりして困りますね。
目のこまかいサンドペーパー(240番)で軽く表面を擦り、気の表面のささくれをなめらかにします。ひどいキズでなければ、それでなめらかになります。あとは、白木用ワックスをほんのわずかつけ、柔らかい布でよく磨くときれいになります。
猫が再び爪研ぎをしないように、猫が嫌う薬剤や超音波器などをしばらく柱の下に置いておくと良いでしょう。
洗面ユニットのホウロウの上に瓶を落としてひび割れができてしまいました。修理法はありますか?
ホウロウは鉄にセラミック加工を施したもの。放っておくと、ヒビ割れから水が入って、ホウロウの奥で錆び始め、ホウロウを押し上げて割れ、黒い下地が出てきてしまいます。
ヒビが小さいうちに、市販のエポキシ系のホウロウ補修剤で補修します。これは固まると硬いプラスチックになるもので、ヒビ割れの間に入れるように塗り、厚紙をヘラの代わりにして、表面を平らにします。塗ったら乾くまで、約30分くらい水を使用しないで待ちましょう。
自分で色を調合しなくても使えるように、半透明や色つきのものも売られています。
ほとんどの部屋をフローリングにしてしまい、畳の部屋は1室だけ。畳掃除のコツを教えてください?
畳の素材はい草。い草を白土液にひたして乾かしてから編み上げます。白土はいわばワックスの役目。畳の表面の保護膜をつくっています。
水拭きをするとこの白土まで取れてしまい、畳を早く傷めることになるので、昔から「水拭きは厳禁」と言われています。
畳の平均寿命は、表が3年、裏返して3年の6年ほど。手入れ次第で長持ちしたり早くダメになったりします。
毎日の掃除は電気掃除機を軽くかけて(擦りすぎると傷めます)目や縁、壁際の間などに詰まった埃を取ります。
1ヶ月に1回くらいはカラ拭き。
汚れがひどい時には、湯で絞ったぞうきんを硬く絞った上に、さらに乾いたタオルで包んで手早く拭きます。これを隠しぞうきんと言います。
夏の間に、水道管の周りにヌルヌルが溜まり、金属部分も曇ってしまいました。手軽にキレイになる方法はありますか。
水回りは、水が飛び散ったままにしておくと水垢やカビがはびこり、ヌルヌルしたり曇ったりしてきますね。
ナイロン不織布たわし「スコッチ・ブライトのグリーン(3M製品は色によって堅さが違います)」を4センチ幅くらいにカットして水回りに置いておきましょう。陶器部分でも、金属部分でも、汚れが目についたら擦っておきます。
ずっと長い間「スコッチ・ブライト」を使っていたのですが、テレビを見ていたら「ピカッと輝くシート(花王)」という新商品が出たというCMが放映されていました。早速購入。使ってみると、これが優れもの。真ん中にミシン目があり、切り取ると10センチ×7センチ。惜しむらくは、もっと長くしてもらえれば裏側の部分をしごきながら洗えるのですが。
電子レンジの庫内が汚れています。どうしたらキレイになりますか?
電子レンジの庫内は、飛び散った食品が高熱で焼き付けられた状態になるので、頑固に汚れがちですね。
まず、容器に水を入れて湧かし、こびりついた汚れを蒸気で浮かび上がらせます。その後、台所用洗剤溶液で硬く絞ったぞうきんで拭き取ります。
私は、業務用の厨房機器メーカーのホシザキが販売している「スチームコンベクション オーブン専用洗剤」というものを使っています。やっぱり「業務用」だけあって、かなりの威力です。
食品を調理する機器ですから、洗剤を使った後は必ず清め拭き(水拭き)してください。
トイレの喫水線の部分に黄色い輪染みが出来ています。ブラシで擦っただけでは取れませんが、どうしたらいいでしょうか。
喫水線の黄ばみや黒ずみは、水の中のミネラル分が付着し、そこに汚れが着いたもの。ミネラル分は石と化しているので、ブラシ洗いだけでは取れません。
私は割り箸にナイロンタワシを巻き付けた特製ブラシで擦り取っていました。
ところが施設の掃除をして薄手のビニール手袋を知ってより、手でやっています。綿のインナー手袋をしてビニール手袋をはめ、ナイロンタワシでゴシゴシ擦るのです。
バケツに水を汲み、勢いよく便器に流すと、あら不思議、喫水線がグーンと下がります。そこでクリームクレンザーとナイロンタワシで擦ります。
それでも取れない場合は、トイレットペーパーを喫水線に貼り付けながら漂白剤を吹きかけ、1時間ほど放置。1度、水を流せばすべてOK。
ダイニングとリビングの間には、格子のガラス戸 が嵌っています。格子の桟のコーナーの汚れは、吸塵剤付きのシートで擦っても、なかなか取れません。どうしたらいいでしょうか。
障子はまだしも、ガラス戸は桟の汚れが目立ちますね。特にコーナーの埃は、取れにくいもの。
私は、古い絵筆を使っています。吸塵シートで受けながらサッサと掻き出します。
油絵を趣味にしている友人から、堅めの絵筆を貰い受けました。この絵筆、洗濯機の蓋裏の鋭角的なプラスチックコーナー、アルミサッシのレールの隅、パソコンのキーボードの溝などのホコリ取りに威力を発揮(仏壇や細かい細工のサイドボードなどは習字の筆のほうが向いていますが)。でも、使いすぎてそろそろ毛足が短くなってしまいました。いくら絵筆が便利といっても、新しい絵筆を買って掃除に使うのも気がとがめますよね。
先日、浅草に行ったら「刷子屋さん」がありました。硬い毛が植えられた筆様の刷子もあったので、買い求めてきました。金物屋さんや刷子屋さんに行くと、掃除道具として便利なものが発見できます。
トイレのタンクの中の汚れが気になります。結露を防ぐために発泡スチロールが貼ってありますが、なかなかきれいにできません。どうすればきれいになりますか?
トイレのタンクには、常に水が張ってあるので、ヌルヌルや水の中のミネラルが付着します。
まず、タンクに至る水道の元栓を閉めます。水を流してタンクを空にし、漂白剤できれいに拭き取ります(必ず手袋をしてください)。拭き取っただけではキレイにならない場合は、ティッシュペーパーを貼り付け、漂白剤をスプレーしてしばらく放置します。
タンクの中に入れる消臭剤は、ヌルヌルを防いで便器に付着する汚れを防いでくれますが、色素が便器につくと取れなくなってしまう可能性があるのでお勧めできません。
トイレの臭いは清潔度のバロメーターと考え、臭いがする前に掃除をすることが肝心です。
子どもがいるのでジュースや牛乳をこぼし、カーペットにシミができてしまいます。カーペットのシミ取りはどうしたらいいのでしょう。
果汁、コーヒー、紅茶、しょうゆ、インクなどのシミは、水分をティッシュで吸い取り、中性洗剤を入れたぬるま湯で布を硬く絞り、トントンと叩くようにしてシミを取ります。色素が残っていたら、酢水を布に付けて叩きます。
バターなどの油性のシミは、ベンジンで油分を取り除き、中性洗剤をつけて爪ブラシやハブラシで軽く擦ります。その後、ぬるま湯で洗剤分を拭き取り、アルコールで拭きます。
シミは付いたらすぐに処理するのが原則。周りから中心に向かって処理するのも原則です。
ところで、トルコに行った時、赤ワインのシミ取り方法を教わりました。白ワインで拭くことだそうです。そのために白ワインを1本抜くのもいかがなものかと、まだ試してはいませんが。ワインのシミ取りなどという薬剤も売っていると聞いています。
台所のキャビネットの蝶番がゆるんできました。調整方法を教えてください。
ビスがゆるんでしまったのでしょうか。ビスを止めている穴が大きくなってしまったのでしょうか。
ビスがゆるんでいるだけなら、簡単。ねじ回しでビスをしっかり締めるだけで安定します。
ビスの穴が大きくなってしまった場合は、いったん蝶番を外し、穴の大きさによって楊枝かマッチの軸などを穴の深さに合わせてボンドで埋め、乾いてから改めて蝶番を止め直してください。
年寄りがいるので、フローリングの床に滑らないワックスを使いたいと思いますが、いかがでしょうか。
光沢のみを追求してあまり滑りがいいのも危険です。滑りにくいワックスが市販されていますので、それを使ってみてはいかがでしょうか。
特にお年寄りがいる家庭では、滑らない工夫が必要ですね。しかし、ワックスは木を摩耗させないために塗るのが目的で、どんなに滑りにくいといっても底がフエルトのスリッパなどでは危険です。むしろ履き物を滑りにくいものに替えてたほうが早道かもしれません。
底にゴムの滑り止めがついた靴下や室内履きが市販されているので、探してみてください。
たばこの臭いが染みついた居間のカーテンの手入れは、どのようにしたらいいでしょうか。
カーテンは、外気の汚れた風のエアフィルターのような役目をし、見た目にきれいでも洗ってみると意外に汚れているものです。家族がたばこを吸わなくても、来客の吸ったたばこの臭いや、空気中のいろいろな臭いが埃と一緒にカーテンに吸収されています。まして、たばこを吸う家族がいる場合は、ヤニが粘りを持った頑固な汚れになってしまいます。
そこで、臭い退治にも、汚れ退治にも、マメな洗濯が一番です。
レースのカーテンはほとんどのものが水洗いできます。厚手のカーテンは「洗濯表示」を確認してください。素材によってはクリーニングに出さなければなりません。特にたばこを吸う家族がいる場合は、頻繁に洗えるように、洗濯ができる素材を選んでおくと良いですね。
部屋や洗面所のクロスにカビが生えて困っています。どうしたらいいでしょうか。
カビは頑固に根を生やすので、いったん根を張ってしまったら洗剤拭きだけでは不十分。強力な塩素系漂白剤で漂白・殺菌するのが一番です。
ただし、漂白剤の使用は素材が限られます。クロスがビニールコーティングしてあるものなら漂白が可能。漂白剤溶液をティッシュに含ませてしばらく貼り付けておけば、簡単にきれいになります。クロスが布製なら、住居用洗剤でブラシ洗いをしてみましょう。
水回りの壁材は、お掃除を考えてビニールクロスにしておくほうが便利ですね。また、水が飛び散ったらすぐに拭くように習慣づけましょう。風が通りにくい場所なら扇風機を使ったり、夏には除湿器を使っての乾燥もいいでしょう。冬の結露も乾いたタオルで拭き取り、ドライヤーを当てて乾かしてください。
お風呂場のバスタブと壁をつなぐコーキング剤が赤や黒のカビで汚れています。どうしたらいいでしょうか。
コーキング剤は、カビの餌となる物質が含まれています。また、タイルなどと比べて軟らかいので、カビは自由に根を生やし、やがてコーキング剤そのものを取り替えなければならなくなります。
まず、洗剤とタワシで汚れを落としてみましょう。それでも取れない汚れは、カビが根を生やしている証拠。ティッシュペーパーを半分に裂き、貼り付け部分と同じ幅のコヨリ状にし、漂白剤をスプレーします。2時間ほど経ったらティッシュペーパーを剥がしましょう。乾いてからでは剥がれにくくなりますから。
それできれいになったなら、幸運。それでもきれいにならなければ、カビは奥深くまで根を生やしているので、コーキング剤を取り替えるしか方法がありません。
そうならないように、温度と(入浴後に冷水を掛ける)湿度を(水滴を拭き取り、換気扇を回す)コントロールし、清潔を(掃除をマメに)保ちましょう。
夏に向かって下駄箱の臭い対策を教えてください。
まずは、靴の臭い対策から心がけましょう。1日履いた汗が染み込んだ靴は、1晩では乾きません。今日、履いた靴は翌日は乾かす日とし、少なくとも2~3足の靴は用意しておくといいですね。
下駄箱に染み込んだ臭気は、靴を全部出して陰干し。その間、内部を雑巾で拭き、漂白剤溶液をスプレーし、消臭効果を期待しましょう。
その後、ヘアドライヤーを当てて良く乾かし、履き物を収納してください。
風呂場の目地が痛んできました。どのように補修したらよいのでしょうか。
目地は放っておくと、どんどん痛みが広がっていきます。気がついたら早めに補修しましょう。
市販のタイル用目地セメントとゴムベラ、マスキングテープを用意します。このとき、取れてしまった目地の他に、ゆるんでいる目地があったら一緒に処置しましょう。
ゆるんだ目地をドライバーなどで取り除き、丁寧にセメントのカスを拭き取ってください。直そうとする目地だけを残し、周囲のタイルと目地をマスキングテープで覆います。ゴムベラで目地の中まで入るように充填剤を埋め込み、水をつけて平らにならします。ゴムベラを使うのはタイルにキズをつけないためです。
最後にマスキングテープを剥がせば、はみ出した充填剤もきれいに取れ、目地部分だけに充填できます。
よく乾くまで水などを流さないようにしましょう。
白木の柱や敷居はどうやって掃除をしたらいいのでしょうか。
白木の柱は、乾いた布で拭くしか方法がありません。でも、乾いた布で磨くと、時間が経つに従って風合いを増すのが白木の柱の良さです。
敷居は汚れにくいように塗料が塗ってあるので、雑巾で拭いても大丈夫。
水拭きではかえって汚してしまい、かといってカラ拭きでは埃が取れないという時に、耳寄りな情報を。“しめり雑巾”です。
タオルなど軟らかい布の一端に水をつけてきつく絞り、その部分を他の渇いている部分で包み込みます。上質の家具や水拭きが心配なものに埃が目立つ場合、この“しめり雑巾”が威力を発揮します。
白木の廊下の、いつも同じところが汚れてきます。どうしてでしょうか。トイレ、洗面所の入り口の敷居の周りなどです。処置はどうしたらいいでしょうか。
白木といっても、通常、廊下には無垢の白木は使いません。無垢の白木では、汚れが染み込み、いったん染み込むと修復は不可能です。そこで、透明な塗装剤を塗って木を保護してあります。
ところが、出入りの激しい部分は、スリッパなどで塗装を擦り落とすことになってしまいます。そこで、ツヤがなくなったり、汚れがつきやすくなります。
まず、住居用の洗剤溶液で硬く絞ったぞうきんで汚れをきれいに拭き取ります。その後、木質保護塗料を塗って再度保護してください。
白木の保護塗料には、セトールとかキシダデコールという商品名で売られています。ホームセンターで相談の上、使用法を守って処理してください。
対面キッチンのカウンターの表面が黒づんできました。手入れ法を教えてください。
カウンターは、料理がこぼれたり、手垢がついたり、汚れやすい場所です。まずは、台所用洗剤で拭いてみてはいかがでしょうか。それでも取れない汚れは、使い古しのナイロンタワシに洗剤をつけて擦ってみましょう。新しいナイロンタワシはエッジが鋭く、表面に傷をつける可能性がありますので注意。
普段のお手入れは、汚れたらすぐにカラ拭きするだけで十分。こびりついた汚れには住居用洗剤拭きを。台布巾の滑りが悪くなったり、ツヤがなくなってきたらワックスをかけてみるのも良いでしょう。ワックスは再度の汚れの付着を防止してくれます。
使用上の注意を守って、ワックスを活用してください。
玄関タイルの汚れ、特によく歩く中央部分が、ブラシで擦っても取れません。どのような方法がいいのでしょうか。
タイルは陶器と同じ、表面に堅牢な釉薬がかかっているので傷に強いのが特徴です。玄関タイルには滑らないように細かい凹凸があるエンボス加工になっているので、その細かい目に泥や汚れが詰まって汚く見えてしまいます。
普段おお手入れは、お掃除用の洗剤とブラシ洗い。後を良く水拭きしておきます。また、市販のタイル磨き剤を使う方法もあります。
クレンザーを使うと、かえって細かい目に研磨剤が詰まってしまい、表面に細かい傷をつけるので、液体洗剤のほうが無難です。
石材用、またはタイル用ワックスもあります。ワックスは、タイルを磨いて細かい傷に入り込んだ汚れを取り、十分に乾いてから塗りましょう。
頻繁に歩く部分はワックスも剥がれやすく、隅と差ができてしまいます。そこで、重ね塗りをしていくとますます差が広がります。ワックスは剥がしてから塗るのが鉄則。
ポーチのドア前に靴拭きマットを置くだけでも、玄関ホール内外の汚れが違ってきます。
洗面台の洗面ボールと壁をつなぐパテの部分に赤黒い斑点がついて見苦しいのですが、いくら擦っても消えません。対策があれば教えてください。
汚れはカビの仕業だと思います。一度、擦り落としてもどこからともなく胞子が舞ってきて、いつの間にかまたカビが生えてきます。また、擦り落としたつもりでも、カビの根はコーキング剤の中に深く根を生やしているので、知らず知らずに繁殖を始めます。
まずは、タワシで汚れを落とし、ティッシュペーパーを裂いてコーキング剤の上に置き、塩素系漂白剤(ハイター)などを吹き付けて2時間ほどそのままにしておきます(乾いてからではティッシュペーパーがボロボロになって取れにくいので、乾く前に)。
塩素系漂白剤は劇薬です。手につくとぬるぬるする、つまり皮膚を溶かしてしまいますので、ゴム手袋をはめて保護して行ってください。
おせち料理を頑張って作ったので、キッチンの床が幕を張ったようにツヤがなくなってしまいました。きれいにする方法はありますか。
キッチンの床は、料理から出る油汚れ、調理中に飛び散る材料の切れ端、そして水や洗剤などが飛び散り、床はとても汚れてしまいます。
マメに、住居用の洗剤溶液で硬く絞ったぞうきんで汚れを拭いてください。それでもさっぱりしなければ、洗剤を振りかけ、使い古しのナイロンタワシで擦ってみてください。そして、固く絞った雑巾で拭き取ります。
またワックスをかけておけば、ツヤを出して見た目を美しくするだけでなく、表面に皮膜をつくって汚れが染みこまないように守ってくれます。
きちんとワックスをかけることが毎日のお掃除を簡単にしてくれるポイントでもあります。汚れやすいキッチンだけは、拭き掃除とワックスがけで清潔な美しさを保ってください。
階段が滑りやすくなり、高齢世帯なので危ないのですが、なにか良い滑り止め法はありますか。
階段は家の中でも最も事故の多い場所。お年寄りやお子さんのいらっしゃるご家庭では対策が必要です。踏み板には溝をつけてありますが、万全ではありません。滑りにくいワックスもありますが、それでも心配ですね。
スリッパの形状も考慮しましょう。お年寄りやお子さんには、スリッパより底にゴムの滑り止め加工をした室内履きや靴下のほうが良いでしょう。
状況によっては、ステップの端に貼る滑り止めテープを検討してみてはいかがでしょうか。せっかくの天然木にテープを貼るのは残念かもしれませんが、安全性と見た目とを天秤にかけて判断してください。
滑り止めテープはホームセンターで相談してください。
私の所では井戸水を使用しています。洗面台などに水垢がついて落ちにくいのですが、落とす方法があるのでしょうか。
水は地域によって鉄分の含有量が違います。鉄分が多い地質ならそこを通って流れてくる水にも鉄分がたくさん含まれています。また、古い集合住宅などで、水道管に鉄管を使っている場合は、そこを流れてくる水にも鉄サビが多く、洗面ボールや便器に赤いシミをつけてしまいます。
鉄分を多く含む水をお使いの皆様は、それだけマメにお手入れをしなければなりません。
普段のお手入れは、まずは水滴をそのままにしないこと。雑巾を手近に置いて、使い終わったらその都度、水気を拭き取ります。
また、ナイロンタワシを手近に置いて、汚れに気づいたらすぐ擦っておきましょう。目立つようになったらクリームクレンザーをナイロンタワシにつけて擦ります。
それでもダメなら、還元型漂白剤を水に溶き、ティッシュペーパーなどに含ませてしばらくシミの部分に貼り付け、漂白してみてください。
ただ、還元型漂白剤は塩素系のような効果がないので残念ですが。
Q毎日の掃除で困っているのがアルミサッシのレールです。何か良い方法はないでしょうか。
アルミサッシの鋭角的な溝、ことに隅の部分や開ききらない真ん中の部分のゴミを掻き出すのは至難の業ですね。
一度、絵筆か固い毛の刷毛を使ってみてください。
サッシ用のブラシは毛が横に植えてあるので、細部のホコリを掻き出そうとしてもプラスチックの頭の部分が邪魔になてうなくいきません。筆状になっている刷毛なら使い勝手は抜群です。
刷毛でゴミやホコリを掻き出し、掃除機の隙間ノズルで吸引。その後、割り箸にぬれタオルを巻き付けて細かい部分まできれいに拭き、乾いたタオルで水分を拭き取ります。水分を十分が残っていると、そこにホコリが付きやすいからです。
Q住まいの洗剤ついて初歩から教えてください。
住居用洗剤には、弱アルカリ性とアルカリ性洗剤があり、アルカリ度が高いほど強力です。さらに汚れを溶かす溶剤入り洗剤は、換気扇など頑固な汚れまでスッキリ落としてくれます。
毎日のお掃除にはマイペットなどの弱アルカリ性洗剤、頑固な汚れはマジックリンなどの溶剤入り洗剤が便利です。強力洗剤でお掃除した後は、水で絞ったぞうきんで清め拭きして、さっぱりと仕上げます。
ただ、弱アルカリ性の洗剤溶液で拭いた場合は、あまり神経質に清め拭きする必要はありません。
また、塩素系漂白剤は漂白作用と同時に殺菌作用もあり、カビの生えやすい水回りのお掃除に欠かせません。
お掃除用の洗剤はアルカリ性ですが、トイレや浴室などには酸性のものもあります。アルカリ性と酸性の洗剤をまぜると塩素ガスを発生して危険ですのでご注意を。
Q住まいの洗剤ついて初歩から教えてください。
住居用洗剤には、弱アルカリ性とアルカリ性洗剤があり、アルカリ度が高いほど強力です。さらに汚れを溶かす溶剤入り洗剤は、換気扇など頑固な汚れまでスッキリ落としてくれます。
毎日のお掃除にはマイペットなどの弱アルカリ性洗剤、頑固な汚れはマジックリンなどの溶剤入り洗剤が便利です。強力洗剤でお掃除した後は、水で絞ったぞうきんで清め拭きして、さっぱりと仕上げます。
ただ、弱アルカリ性の洗剤溶液で拭いた場合は、あまり神経質に清め拭きする必要はありません。
また、塩素系漂白剤は漂白作用と同時に殺菌作用もあり、カビの生えやすい水回りのお掃除に欠かせません。
お掃除用の洗剤はアルカリ性ですが、トイレや浴室などには酸性のものもあります。アルカリ性と酸性の洗剤をまぜると塩素ガスを発生して危険ですのでご注意を。
Q お正月を迎え、お座敷に人をお招きすることが多くなります。和室の白木の手入れはどんなふうにすれば良いのでしょうか。ワックスを使っても良いのでしょうか。
白木は木そのものの風合いがすばらしい素材ですが、手入れはちょっと大変ですね。和室の白木部分はカラ拭きしか手入れの方法はありませんが、洋室や廊下に使われている白木なら白木用ワックスを使うという方法があります。
和室以外の白木部分は、新築時に白木用ワックスで保護してあるはずです。それでも時の経過とともにワックスが剥がれ、自然に黒ずんできますので塗り替えます。
和室の白木の黒ずみが気になったり、もう一度、新築時の美しさを再現したい思ったら、アク洗いをする「美装」という方法もあります。これは専門家に相談しましょう。
Q カビ取り剤は、タイルの目地を傷めたりしないのでしょうか。また、ゴムのパッキン剤に使用してもいいのでしょうか。
市販のカビ取り剤が極端に目地を傷めたりすることはありません。
ただし、劇薬に近い塩素系の薬剤です。塩素が揮発してお風呂場に充満するので、換気に注意することが大切。そして、衣類や肌につかないように注意し、ゴム手袋を使うこと、マスクをするのも良いでしょう。
ゴシゴシとブラシで擦る必要はありません。化学の力江汚れの色素を分解するので、物理力は不要。むしろ目地やパッキンを傷めてしまいます。
Q 食堂の壁が黒ずんできました。カビの除去法を教えてください。
壁に貼るクロスには、ビニールクロスと布クロスがあります。クロスは普通4~5年でホコリや汚れが目立ってきます。ビニールクロスは洗剤で汚れを落とすことができますが、布クロスは水を嫌います。
布クロスは、新しいうちは豪華で落ち着いた雰囲気がステキですが、食堂など人の出入りが多く温度も高い場所では汚れやカビが付きやすいので、2~3年で黒ずんでくる場合もあります。
汚れた布クロスは専門家にクリーニングを頼むこともできますが、張り替えたほうが安価な場合もありますので、業者に相談してみてください。
もし、張り替える場合、今度は洗剤で拭ける材質にしておくことをおすすめします。
Q 3歳の男の子が座敷のフスマを2枚、破ってしまいました。どのようにカバーすればいいでしょうか。
元気なお子さんの様子が目に浮かびます。どの程度の破れ方なのでしょうか。こぶし大くらいだったら、破れの内側から丈夫な和紙を貼り、その上に千代紙を貼ります。
居間やリビングなど家族だけの場所だったら、お子さんの好きな動物や乗り物の切り抜きを貼っておくのもかわいいですね。デザインセンスの見せ所です。
もっと大きな破れだったら、フスマにマッチする壁紙を貼り付けます。例えば、裾の部分に貼るとか、取っ手の部分に帯に貼るとか、方形に切った紙をデザイン的に貼るとか。
シールのように裏紙を剥がして貼るものと、裏を水でぬたして貼るもの、あるいはアイロンで貼るものもあります。デパートやホームセンターの壁紙売り場にはさまざまな種類が売っていて、相談にも乗ってくれます。
Q 先日、ゴキブリが這っているのを見つけました。清潔にしているつもりですが、退治するにはどんな方法がありますか?
ゴキブリは雑食性で、人間の食べるものはなんでも食べ、ビニール袋なども食いちぎってしまいますので「ビニールに入れてあるから安心」とはいえません。
ゴキブリは夜行性。人が寝静まった頃に活躍を始めます。そこで、昼間見ないから安心というわけにはいきません。暖かいところや湿気があるところ、特にガス台周り、テレビや冷蔵庫の後ろ、ゴミ箱、流しなどが大好きです。
ゴキブリ退治薬にはさまざまありますが、私は台所や洗面所の隅々に「コンバット」を貼り付けて退治しています。
Q 玄関ドアが蜘蛛の巣やホコリで汚れてしまいました。効率的なお掃除はどうしたらいいでしょうか。
外気に面した玄関ドアは、砂埃や蜘蛛の巣、街灯に寄ってくる虫の死骸や糞などで汚れます。
まず、化学はたきでホコリや蜘蛛の巣を払い落とします。そして、月に2回ほど、市販の衣類用柔軟剤をプラスした住居用洗剤で拭き掃除をしてみましょう。静電気を押さえてホコリが付きにくくなります。使用量はウール洗いと同量くらい。木製、アルミどちらにも有効です。
Q このたび、新しい家を建てました。日本間の敷居や柱を濡れぞうきんで拭くと、黄色い色が着きます。カラ拭きをしなければいけないのでしょうか。
家を建築するとき、敷居や柱などの木材の部分にはトノコというものを塗ります。トノコは、合砥(仕上げに使うきめの細かい砥石)をつくるときに出る砥石の粉で、防腐剤の役目があり、板や柱などの色づけや目止め材(凹凸をなくす役目)として塗装の下地に用いられます。
新築の家では、柱や敷居に乾いた白黄色の粉がついたままになっていることもあります。これは濡れぞうきんできれいに拭き取ってかまいません。
ただし、拭き取ったあとの日常の手入れは、カラ拭きが原則です。
Q パイプ掃除剤は定期的に使っていますが、下水が臭うような気がします。どうしてでしょうか。
パイプ掃除剤は定期的に使っていますが、下水が臭うような気がします。どうしてでしょうか。
A パイプ掃除剤を定期的に使っているのにまだ臭いがするようなら、排水マスのお掃除をしてみましょう。
排水マスは台所などから出る雑排水とトイレ排水からのものがあります。“臭うような気がする”とおっしゃっているところをみると、雑排水からのものではないでしょうか。
家から排水マスまでは勢いよく水が流れますが、排水マスから共同排水口までの流れは緩慢です。そのため、どうしてもヌメヌメが付着しがち。それがパイプを伝わったり、風向きで開いている窓などから部屋に入ってくるというわけです。
排水マスの蓋を開け、ヘドロを取り除きます。その後、ホースで水を勢いよく流し、パイプの内側についたヌルヌルを流しさるようにしてください。
半年に1度ていどの割合で、排水マスのお掃除をお忘れなく。
Q 築7年経ちました。ブロック塀の汚れについて伺います。上部のモルタル部分のフェンスに雨水がかかり、下部のブロックに筋状の汚れがついてしまいました。塗り替えせずに落とす方法を教えてください。
フェンス部分にホコリや油汚れがつき、それが雨とともに流れて筋状に汚れがついてしまったのでしょう。
ブロックなので、住居用洗剤を薄めて、タワシで擦っても大丈夫です。
それでもきれいにならない場合は、汚れの原因はカビかもしれません。市販のカビ取り剤を吹き付け、しばらくおいてからよく水洗いをしてください。
築7年といえば、そろそろ塗り替えの時期でもありますね。
Q 先日、ゴキブリを発見しました。台所やお風呂場など、ゴキブリ退治のコツを教えてください。
まず、難しいことですがゴキブリの餌を絶つこと。冷蔵庫が普及して食品保存は便利になりましたが、冷蔵庫に入れない調味料、乾物、野菜などの保管場所は狙われます。ビニール袋などは簡単に食いちぎられてしまいますので、密閉容器にきちんとしまうことが大切です。
そして清潔。食品がなくても、食物の汁だけでも寄ってきます。不潔になりがちな流しの下、モーターの熱で暖かい冷蔵庫の後ろ、生ゴミの周辺などは要注意です。
ゴキブリ専用の薬剤を使って追い出しましょう。そして追い出したゴキブリが再び侵入しないように通り道にスプレーを噴射しておきます。
でも、自分の家だけで退治しても建物の隙間や下水道を通じて外から入ってきます。本当は、町ぐるみのゴキブリ退治が必要なのですが。
Q 壁に額を飾ろうと思ったら、クギが効きません。どうしたら取り付けられますか。
クロス張りの壁のメイン素材は、石膏ボードです。石膏ボードは表面が紙で中は石膏の粉でできています。厚さは1~2ミリ程度。そのため、クギを打っても効きません。
ホームセンターなどで石膏ボード用のビスを売っていますから、ご利用ください。かなりの重量のものを掛けたい時には、石膏ボードの奥にある柱にクギを打ち付けます。柱は縦方向に45センチ内外の間隔で通っています。専用の針を刺して柱の位置を確認してからクギを打てば上手にできます。
市販のビスやクギは、それぞれ耐荷重が違います。説明書を読んで、掛けるものによってクギを選びましょう。
Q 外壁の汚れが目立ってきました。特に北側は日が当たらないため、青カビが発生してしまいました。良い方法があったら教えてください。
カビや藻の胞子はどこからともなく飛んできて、条件が整うと繁殖します。カビや藻に侵入されている部分が少なく、初期の段階なら自分で手入れをすることもできます。防かび剤を30倍くらいに薄めて吹き付け、様子をみながら30分ほどおき、その後、水洗いをします。薬剤が強すぎたり、強く擦りすぎると変色する恐れがありますので、注意してください。
ひどくなってしまった場合は、専門家に任せましょう。再塗装の際には微生物を防ぐ効果のある表面仕上げにするとよいでしょう。
Q ガスレンジのゴトクが錆びてきてしまいましたが、手入れはどうしたら良いでしょうか。
ゴトクは使っているうちにだんだん黒くなってきます。これは鉄が高熱で酸化され、変色するためです。次第にボロボロになってはがれてくることもあります。湯こぼれ、煮こぼれが多いと、その現象が早く進みます。
煮こぼれのこびりついたものは、洗剤液にしばらく浸けておくか、クレンザーを振りかけてしばらく置き、スチールウールのたわしで汚れを擦り取ります。
Q 防虫剤について。質の違う物を併用してはいけないと聞きました。何をどう使ったら良いのでしょうか。
市販されている防虫剤には、無臭のエンペントリン(ピレスロイド系)、臭いがあるパラジクロルベンゼン、ナフタリン、樟脳(しょうのう)などがあります。
パラジクロルベンゼンはウール、絹物などに適しています。ナフタリンはゆっくり効果を発揮しますので、式服や和服、人形などに。樟脳はウールや絹に。
エンペントリンは併用可。
樟脳とナフタリン・パラジクロルベンゼンは併用できません。
ナフタリンと樟脳、パラジクロルベンゼンも併用できません。
冬物をしまう時、こんなことを注意してください。
Q 我が家のカーテンはウールのドレープたっぷりのもので、クリーニング代も大変でした。今度、家庭で洗える素材にしたいと思っています。見た目に良い物があるでしょうか。
洗う時のことを考えてカーテンをお考えになるのは、とても良い点にお気づきですね。
今は家で洗えるものにも、見た目も豪華な素材がたくさん出揃っています。綿100%でも洗えるものがあります。他に、ポリエステル、アクリルなどとウールの混紡のものも家で洗えます。ただし、洗濯表示を良く確認してください。また、ウォッシャブル表示があっても、フリルなどの装飾が多いものは避けたほうが無難です。
Q 木の床を糠で磨くと良いと聞きました。サラシに糠を包んで磨いていますが、どうなんでしょうか。
木の床を糠で磨くのは、昔から伝えられてきたおばあちゃんの知恵ですね。同じように豆乳で磨くという方法も伝えられています。
昔の床は樹脂加工をしない白木で作られていました。ワックスもなく、手近な物で磨き、その油が染みこんで黒光りするほど美しさが増すというのが昔の手入れ法です。
現代の床はワックスで保護してあるので、糠で磨いても油が染みこまず、黒光りは期待できません。滑りやすくなるという危険もあります。
やっぱり、現代には現代の生活の知恵が適していると言えるのではないでしょうか。
Q エアコンを使うと乾燥するので、加湿器を使っています。すると、朝、カーテンが凍って開かなくなるほど結露がつきます。良い方法はありますか。
結露とは、外気と室内の温度差が大きい時にできます。冷たい外気が外側を冷やし、室内の水分が硝子に溜まり、寒冷地ではそれが凍ってカーテンがくっついてしまうという現象も起きます。
室内の湿気が低ければ結露は起きませんが、乾燥した部屋は必ずしも健康的ではなく、加湿器を使うと結露に悩まされる……どちらをとるか難しいところですね。
簡単にできることとしては、洗剤を10~20倍に薄めて窓を拭く。界面活性剤の効果で水滴が付きにくくなります。
抜本的な対策としては、ペアグラス(2重硝子)にする、結露防止テープを貼るなどがありますが、それは専門家の手に任せなければなりません。
Q おせち料理を頑張って作ったので、キッチンの床が幕を張ったようにツヤがなくなってしまいました。きれいにする方法はありますか。
フローリングは、フローリングシートでホコリを取るだけでは、次第に黒ずんでしまいます。料理から出る油汚れ、調理中に飛び散る材料の切れ端、そして水や洗剤などが飛び散り、床はとても汚れてしまいます。
時々は住居用の洗剤溶液で硬く絞ったぞうきんで汚れを拭くことが必要です。
またワックスをかけておけば、ツヤを出して見た目を美しくするだけでなく、表面に皮膜をつくって汚れが染みこまないように守ってくれます。
きちんとワックスをかけることが毎日のお掃除を簡単にしてくれるポイントでもあります。キッチンだけは拭き掃除とワックスがけで清潔な美しさを保ってください。
Q 階段が滑りやすくなり、高齢世帯なので危ないのですが、なにか良い滑り止め法はありますか。
階段は家の中でも最も事故の多い場所。お年寄りやお子さんのいらっしゃるご家庭では対策が必要です。踏み板には溝をつけてありますが、万全ではありません。滑りにくいワックスもありますが、それでも心配ですね。
スリッパの形状も考慮しましょう。お年寄りやお子さんには、スリッパより底にゴムの滑り止め加工をした室内履きや靴下のほうが良いでしょう。
状況によっては、ステップの端に貼る滑り止めテープを検討してみてはいかがでしょうか。せっかくの天然木にテープを貼るのは残念かもしれませんが、安全性と見た目とを天秤にかけて判断してください。
滑り止めテープはホームセンターで相談してください。
Q リビングの真鍮の取っ手が黒ずんで光沢がなくなってきました。元に戻すにはどうしたらよいのか、磨き方など手入れを教えてください。
真鍮などの金属の黒ずみは、材質が持っている宿命のようなもの。一昔はそれを専門に磨く職人もいたほどです。
光沢を保つにはきちんとした手入れが必要。ホームセンターなどで真鍮磨きの専用クリーナーが売られていますので、それを使い、本来は“1か月に1度”など期間を決めて定期的に磨きましょう。きれいな光沢が蘇れば愛着もわきます。
また、練り歯磨きを布につけて磨いても良いでしょう。
Q 壁に額を飾ろうと思ったら、釘がききません。どうしたら取り付けられますか。
クロス貼りの壁のメイン素材は石こうボード。石こうボードは表面が紙で中は石こうの粉でできています。厚さは1~2ミリ程度。その裏は空間です。そのため、釘を打ってもききません。
ホームセンターで石こうボード用のビズを買い求めてください。
かなりの重量のあるものを掛けたい時には、石こうボードの奥にある柱に直接釘を打ちつけます。柱は縦方向に45センチ内外の間隔で通っています。針を刺して柱の一を確認してから釘を打てば上手にできます。柱を探す専用の針も市販されています。
Q ダイニングのビニールクロス壁にタペストリーをかけておいたら、回りが黄色くなってしまいました。たばこのヤニだと思うのですが…。
建築材は、柱も壁紙も時間とともに変色してきます。それは、汚れがたまるばかりでなく、太陽の光で退色したり変色するからです。直射日光はもとより、間接光でも変質します。
汚れについては掃除でなんとかなりますが、退色や変色についてはどうにもなりません。どうしても気になるなら、貼り替えるしかありません。
汚れについては、住居用洗剤で拭いてみましょう。洗剤の拭き跡を残さないように、右手で洗剤付きの雑巾で拭いたら左手で水拭きの雑巾で拭く……洗剤が乾かないうちに手早く水拭きをします。最後に、全体にもう一度水拭きをします。
Q 新築2年で食堂の布張りの壁がカビで黒ずんできました。カビの除去法を教えてください。
壁に張るクロスには、ビニールクロスと布クロス、紙クロスなどがあります。布クロスや紙クロスは、4~5年で汚れやホコリが目立ってきます。
布クロスは、新しいうちは豪華で落ち着いた雰囲気ですが、食堂など人の出入りが激しく温度も湿度も高い場所では、汚れやカビがつきやすく2~3年で黒ずんでくる場合もあります。
専門家にクリーニングを依頼することもできますが、貼り替えたほうが安価な場合もありますので、業者に相談してみてください。
そして、貼り替える場合には、今度は洗剤で拭ける素材にしておくことをお勧めします。
Q この頃、座敷の襖の滑りが悪くて開閉時にガタガタします。スムーズに動くようにするにはどのようにしたら良いでしょうか。
滑りが悪い時には、敷居にホコリやゴミが溜まっていないかどうか良く見て、掃除機と雑巾で取り去ってください。
そして敷居と鴨居に蝋を塗るか、市販のシリコンスプレーを吹きかけます。また、滑りを良くするための敷居滑りテープを貼るのもひとつの方法です。
ただし、スプレーの場合、回りに付くとシミになることがあるので、周囲に養生テープを貼ってスプレーします。シリコンスプレー、養生テープ、敷居滑りテープもホームセンターに売っています。
襖と敷居の間が摩耗して隙間が空いてしまった時には、当木をする方法がありますが、素人では難しいので専門家に相談してみてください。
Q 台所のフローリングの床に熱湯をこぼしてしまいました。ワックスを塗ってあったため、その部分が白く変色してしまいました。どうしたら良いでしょうか。
台所は、水跳ねや油汚れで最も床が汚れやすい部分です。もし以前のワックスの種類が分るなら、その部分だけ同じワックスを塗り直します。種類が分らない場合は、床全体のワックスを剥がして、新たにワックスを塗り直してください。
まずはワックス剥がし剤をスポンジで塗り、2~3分放置した後に濡れ雑巾で拭き取ります。乾いたらワックスをきれいな布で均一に塗り、30分ほど乾かします。乾かしている間は、歩いたり拭いたりしないように。保護を万全にしたい場合は、乾いた後に再度ワックスを塗りましょう。
Q 台風シーズンがやってきます。台風に備える方法にはどんなことがありますか。
気象庁の情報をお伝えしましょう。①水害に備えて側溝や排水口の水はけを良くしておく。屋根、塀、壁の点検・補強。②非常用品を点検。③電気や水道、ガスなどのライフラインが途絶えた時を想定して非常用品を供える。④家族で話し合い、連絡の取り方、落合う場所などを確認。⑤水害や土砂災害の恐れのあるハザードマップを各市町村役場で入手しておく。⑥特にお年寄りがいる家とは、いざという時に支援できるようにコミュニケーションを取っておく。
毎年、雨風による被害が続出しています。他人事とは思わず、1度、きちんと確認しておく必要がありますね。
Q 夏は冷蔵庫のドアの開け閉てを頻繁にするためか、食品の安全性が心配です。冷蔵庫の掃除はどのくらいの頻度ですればいいのでしょうか。
夏は、冷蔵庫の掃除を週に1回はしたほうがよさそうです。日にちを決めておき、その日は食品を使い切ってしまう習慣をつけると、食品の回転が速く、安全性も高まります。夏の冷蔵庫の掃除は、1段ずつすること。まず、最上段の食品を出し、新聞紙の上に置いておきます。冷えたものを庫外に出すと水滴が落ちて下を濡らすからです。そして、最上段の棚を外し、洗剤洗い。その間に漂白剤を薄めた液で上段の汚れ拭き。拭き終わったら食品の回りも拭き、棚と食品を冷蔵庫に収めます。
次に上から2段目を……夏はなるべく扉を開けておく時間を少なくするために、部分毎のお掃除をお勧めします。
Q 玄関のたたきに汚れがついてしまいました。洗剤で拭いても取れません。良い方法はありますか。
玄関たたきには、タイルが貼ってありますか。タイルなら、雑巾にクレンザーをつけて気長に擦ればほとんどの汚れは取れます。私も、ホームセンターで足置き台を買ってしばらく置いたところ、木がちゃんと乾いていなかったのでしょうね。樹液がタイルに染みついてしまいました。洗剤では取れませんでしたが、クレンザーで丁寧に擦ったら取れました。自転車の油、靴墨、泥汚れなども付けたら早いうちにクレンザー処理をしてみてください。
Q 流し台のキャビネットの取っ手の金具に緑色の汚れがつき、うまくとれません。どうしたら良いでしょうか。
流しの下は水がかかりやすい場所。それに、流し台のキャビネットは濡れた手で開け閉めすることが多いので、取っ手が錆びてしまったのでしょう。
サビのようなら、ハブラシまたは布に歯磨き粉をつけて磨いてみてください。磨いた後がツヤツヤしていたら中まで錆びていない証拠。もし、後がザラザラしていたら、金属そのものが傷んでしまっているのかもしれません。その場合は取っ手だけを取り替える方法もあります。取っ手はホームセンターで売っています。取り外して持って行き、ピッタリ合うものを購入してください。
水と縁が切れない流し台回りです。サビ予防のお手入れも心がけてください。調理の後、食後の洗い物が済んだら、乾いた布で流し台やキャビネットの扉、取っ手部分をサッと拭き、水気を切っておくようにしましょう。
Q 台所の床下収納にカビが生えてしまいました。カビの除去方法とカビを防ぐ方法を教えてください。
台所の床下収納には換気口が開いていますが、湿気がこもりやすくカビが発生しやすい場所です。
内部はプラスチックですから、お手入れは簡単。まず、中に入っている物を全て取り出し、掃除機で細かいゴミを吸い取ります。そして、住居用洗剤で拭き取りましょう。洗剤拭きでカビの色素が取れない場合は、市販のカビ取り剤を吹き付けてしばらく放置します。後、水拭きを忘れずに。
また、中に入っていた容器もカビの胞子が付いているはずなので、きちんと消毒してから納めてください。
Q 人のお宅に行った時など、玄関に入ると特有の臭いがすることがあります。わが家ではそんな思いをさせないようにしたいと考えていますが、玄関の臭い対策にはどんなものがあるでしょう。
玄関の臭いの元は靴。1日中、靴を履く生活になってしまいましたので、靴の臭い対策は重要です。①毎日同じ靴を履かないこと。籠もった湿気と汗が悪臭の原因です。特にスニーカーなどは、陽に干すなどして湿気を取り除きましょう。②雨の日に履いた靴には新聞紙を丸めたり、除湿剤を入れたりして湿気を取ってから靴箱にしまいます。③靴箱は、ギュウギュウ詰めにしないよう。空気が流通できるスペースを残しておきます。④清潔も第一。時々、靴を全部出し、内部を拭き、ドライヤーなどで乾かしてから靴をしまいます。⑤いろいろな対策をしても臭う場合は、防臭剤の力を借りますが、無臭のものを。防臭剤に臭いがついている場合、その臭いが重なって悪臭になることもありますので。
Q 畳が黄ばんできてしまいました。きれいにする方法はありますか。
まず、薄めの住居用洗剤で、雑巾を硬く絞って汚れを取り除きましょう。見た目にきれいでも、畳の目などに汚れがたまっている場合もあります。
その後、食酢(現在はお掃除用の酢も売っていますので、そのほうが安価)をぬるま湯にたらして拭くと、変色をいくらか弱めることができます。その後、水拭きをして酢分を取り去っておくことを忘れずに。
直射日光がキツイ季節になります。紫外線は畳を変色させるので、ヨシズ、スダレやカーテンなどで陽射しを遮ることも必要です。
Q 2か月に1度、床用の洗剤を使ってフローリングを水拭きし、その後、ワックスをかけています。水拭きはフローリングの床にはよくないと言う人もいますが、どうなんでしょうか。
理論的には、木の床は水を嫌い、ワックスは洗剤を嫌います。でも、フローリングの床は見た目には天然木そのものに見えても、技術の進歩によって木を保護する優れた塗装剤が使われています。そこで、日常的な水拭きには十分に耐えられます。
しかも、2か月に1度、ワックスをかけているそうですので安心ですね。
水拭きをする時は、雑巾を固く絞ってください。また、水をこぼしたり、濡れた雑巾を置きっぱなしにしておくと、堅牢なワックスを通して水が木にまで染み込んでシミをつくることになりますので注意。
Q 洗面台の洗面器と回りの台との間のパテ部分に赤黒い斑点がついてしまい、いくら手入れをしても消えません。対策があれば教えてください。
赤黒い斑点はカビだと思われます。擦り落したつもりでも、カビはコーキング剤の中に深く根を張り、いつの間にか再度、繁殖を始めます。コーキング剤は軟らかく、カビの栄養源を含んでいますから、カビに狙われやすいのです。
こまめなお掃除、窓開けや換気扇による湿気対策でカビを生やさない工夫をしましょう。洗顔や歯磨きの後は必ず乾いた布で拭いておきましょう。
コーキング剤の中まで根を生やしたカビは、表面をいくら擦っても取れません。最後の手段は、コーキングをやり直さなければなりません。ホームセンターにコーキング剤が売られていますので、説明書をよく読んで取りかかりましょう。
Q 洗面台などに水垢がついて落ちにくいのですが、落す方法はありますか。
水は、地域によってミネラル分の含有量が違います。鉄分が多い地質なら、そこを通って流れてくる水にも鉄分がたくさん含まれています。
鉄分をたくさん含んだ水をお使いのみなさまは、それだけマメにお手入れをしなければなりません。普段のお手入れは、まずは水滴をそのままにしないこと。雑巾を手近に置いておき、使い終わったらその都度水気を拭き取りましょう。
また、使い古しの軟らかいナイロンタワシを手近に置いておき、汚れに気付いたらすぐに擦っておきましょう。目立つようになってしまったら、クリームクレンザーをナイロンタワシにつけて擦ります。
それでもだめなら、還元型漂白剤(ハイドロハイターなど)を水に溶き、ティッシュぺーパーなどに含ませて、しばらくシミの部分に貼り付けて漂白してみてください。
Q フローリングのワックスについてお伺いします。どんなワックスをどんな頻度で使えばいいのでしょうか。また、家族の人数や場所によって傷みも違うように思いますが、場所と頻度の関係についても教えてください。
床は、人が歩いたり、重い家具を置いたり、椅子の脚で擦られたり、日光にさらされたり、常に過酷な条件にさらされています。
そこで、堅牢な樹脂加工がされています。それでも、表面の塗装が少しずつ傷むので、ワックスで保護する必要があります。
台所など水分や油分が飛び散る場所は1か月に1度。廊下や階段など交通量が多い場所や居間など人が集まる場所は1~2か月に1度。寝室など限られた人しか使わない部屋は2~4か月に1度。いずれも、5人家族の目安です。家族がそれより多ければ多く、少なければやや少なくしてください。
フローリングには、ホームセンターなどで売っている一般的なワックスで十分です。ワックスと古いワックスを剥がすワックス剥がし剤を買い求め、商品についている説明書を良く読んでその通りに行ってください。
Q 和室の柱で猫が爪を研ぐので、ささくれができてしまいました。よい修理法はありますか。
猫の爪研ぎですから、下のほうだけだと思いますが、柱のささくれは見た目にも悪いし、掃除の時や通りがかった時に、引っかかったり、棘が刺さったりして困ります。
目の細かいサンドペーパー(240番くらい)で軽く表面を擦り、木のささくれを滑らかにします。後は、白木用ワックスをほんのわずかつけ、軟らかい布でよく磨くときれいになります。
猫の爪は鋭いので、放置すると深い傷になってしまいます。猫が柱に近づかないよう、嫌いなものを置くなどの工夫をしてみたらいかがでしょうか。
Q カーテンの汚れが気になります。どうしたらよいでしょうか。
カーテンは開口部にあり、ホコリを伴った風が常に通っているので、意外に汚れがたまります。
レースのカーテンは四季折々に、厚手のカーテンは半年に1度は洗濯をして、さわやかな窓辺にしたいものです。
レースのカーテンは、レールからはずしてフックを取り、洗濯機で丸洗いします。絞ったらフックをつけ、そのままレールに吊せば自然に乾燥します。
厚手のカーテンは、家で洗える素材ならジャバラにたたんで洗濯機で洗い、アイロンをかけてからレールに吊します。家で洗えないものなら、洗濯屋さんにお任せしましょう。
購入の際、家で洗える素材、アイロン掛けが不要な素材を選ぶと、頻繁に洗濯ができ、さわやかな窓辺が約束されますね。
Q 新年は、お客さまがいらして和室を使うことも多くなります。白木の手入れはどうしたらいいでしょうか。
和室の柱や敷居などの白木部分は、カラ拭きで磨くのが一番。きれいなタオルで磨くことで美しさが保てます。長年経つと次第に飴色になってきますが、それはまた和室ならではの美しさです。
いずれにしても、白木を水拭きするのは禁物。
頻繁に使う和室、手垢の汚れがつきやすい部分は、白木用ワックスを塗っておくのも方法です。白木用ワックスは、直接、塗ったり撒いたりしてはいけません。きれいなタオルに含ませて、軽く塗り広げるようにしましょう。一カ所に集中してワックスがついてしまうと、あとでいくらタオルで塗り広げてもムラになってしまうことがありますので、優しく塗り広げましょう。
Q 洗面台が黒ずんできました。きれいにする方法があったらご指導ください。
黒ずんできたのは、台そのものでしょうか。台は、おそらく人造大理石だと思われます。人造大理石は天然の大理石よりやや弱いのが欠点。そこで、長い間には表面に細かい傷がつき、そこに汚れが付着して黒ずんだものでしょう。
まずは、日常のお手入れをしっかりして、汚れをためないこと。もし、汚れをためてしまったら、粒子の細かいクリームクレンザーをスポンジにつけて磨いてください。それでも取れない場合は、もっと粒子の粗いクレンザーか研磨粒子付きのスポンジで擦ります。
粒子の粗いクレンザーや研磨粒子つきのスポンジを使った場合、目には見えなくても表面に細かい傷がつきます。そこで、粒子の細かいクレンザーで仕上げをすることと、汚れが付着しないように日常のお手入れをマメにすることが必要です。
Q お正月に気張ってお料理をつくったためか、キッチンがだいぶ汚れてきました。どうしたらよいでしょうか。
キッチンは汚れやすい場所。例えば、油料理をすると思いがけない範囲まで油が飛び散ります。また、床には流しの水跳ねや食材が飛び散り、そこにホコリがついて頑固な汚れになってしまいます。
汚れた部分は、住居用の洗剤溶液で絞った雑巾で拭いてみてください。取っ手の部分など調理中の手で触る場所は、原液を布につけて擦ってみましょう。あとを水拭きしてすっきり仕上げます。金属部分は、金属磨きかクリームクレンザーで磨きます。
油汚れを放置して、そこにガスの火が加えられると、汚れが焼き付け塗装を施したと同じ状態になり、頑固にこびりついてしまいます。そうなったら大変。油汚れを溶かす溶剤入りの換気扇用洗剤などで、力と時間をかけて擦り落さなければなりません。
また、年に1度くらいは専門のお掃除業者にお願いしてみるのも方法です。
Q 家族が多いため、台所の床の汚れが目立ってきました。特に、板のつなぎ目の間のゴミ取りが大変です。楊枝などを使っていますが、大丈夫でしょうか。
台所は、油料理をすると油の粒子が舞い上がり、ホコリと一緒になって頑固にこびりつきます。掃除機や化学雑巾では簡単に取れないのが台所汚れの特徴ですね。
板の継ぎ目にも、ゴミやホコリがたまり、油や水と混ざって取れにくくなっているものと思われます。放っておいたのでは、見苦しいだけでなくダニの温床にもなりかねません。
日常のお手入れは、掃除機の隙間ノズルでホコリを吸い取ったあと、から拭きをしてください。汚れのひどい場合には、住居用洗剤溶液で拭きます。それでも取れない時は、住居用洗剤溶液を塗り、数分後に隙間に沿ってブラシで擦り取ります。そして、水拭き後、ワックスをむらなく塗ります。
ワックスには汚れや傷から保護する役目もあります。
Q カーテンの汚れが気になります。どうしたらよいでしょうか。
カーテンは開口部にあり、ホコリをともなった風が常に通っているので、意外に汚れがたまります。年末の大掃除には、カーテンも洗濯してサッパリとした新年を迎えてください。
レースのカーテンは、たいがい、洗濯機で洗えます。カーテンレールから外し、フックを取って洗濯機洗い。洗い終わったらそのままフックをつけてカーテンレールに吊して乾かします。
厚手のカーテンは、洗濯機で洗える素材なら自宅で、家で洗えないものは洗濯屋さんに任せます。購入する時に洗濯機洗いが出来る素材にすると、気軽に洗えるので、清潔が保てます。汚れがひどい場合は、衣類用の洗剤の代わりに、住居用洗剤を試してみてください。
Q ビニールクロスの汚れを取ろうと洗剤をつけたスポンジで擦ったところ、地肌が見えてきました。なにか良い修理法はありますか。
ビニールクロスの場合、表面はビニールコーティングされていますが、本体は壁に貼りやすいように紙になっています。そこで、洗剤付きの雑巾やブラシで強く擦ると表面のビニールが剥がれてしまいます。
残念ながら、いったん剥がれてしまった部分を補修するのは困難です。同じ柄の壁紙があれば部分的に貼り替えることもできますが、古い部分と新しい部分の色調が違って、かえって目立つことでしょう。
そこで、まったく柄の違う壁紙を、パッチワークのようにデザインして貼ってみたらいかがでしょうか。センスの見せ所です。
Q 白木の部分の手入れはどんなふうにすればよいのでしょうか。ワックスを使ってもよいのでしょうか。
和室の柱や敷居などの白木部分は、から拭きで磨くのが一番。きれいなタオルで磨くことが美しさを保ちます。長年経つと次第にあめ色になってきますが、それはまた和室ならではのよさです。
いずれにしても、白木を水拭きするのは禁物。頻繁に使う和室、手垢などの汚れがつく可能性が高い部分は、白木用ワックスを塗っておくと汚れが防止できます。
白木の白さを蘇らせるには、アク洗いという方法があります。専門家に相談してみてください。
屋外の白木柱などは、汚れを防ぐために特殊な塗装を施していますが、年月を経て黒ずんできたら、専門家に美装(アク洗い)を頼むのがよいでしょう。
Q 省エネが叫ばれている昨今です。照明器具のお掃除で電気代がどれくらい変化するのでしょうか。
照明器具を掃除せずに放っておくと、20~40%も明るさがダウンすると言われます。日頃のお掃除でのから拭き、時々は水拭き、汚れが目立つようなら洗剤拭きをしましょう。電球や蛍光灯自体のお掃除も大切ですが、傘のお掃除も大切。カバータイプは透過性が高まり、傘タイプは反射率が高まり、いずれも明るさがアップします。
Q フローリングの溝に汚れがたまってしまいました。いくらお掃除をしても取れません。
ホコリを十分に取らずにワックスを塗っていませんか。また、油汚れをそのままにしていませんか。
油分とホコリが混ざり合って、溝に溜まってしまったのではないでしょうか。とすると、汚れがしっかり固まってしまい、取れにくくなっているのかもしれません。
ワックス剥がし剤で一度ワックスを剥がしてみましょう。その際、溝の部分は住居用洗剤溶液をハブラシにつけて汚れを十分に溶かし出してください。その後、洗剤拭きと水拭をし、良く乾かしてからワックスを塗ります。
Q 玄関タイルの目地にサビとキズがついてしまいました。サビとキズの補修のしかたを教えてください。
サビはどうしてついてしまったのでしょうか。傘立てや植木鉢のスタンドなどに金属部分があり、そのサビがタイルに残ってしまったのでしょうか。
玄関タイルは滑りにくくするために、多少の吸水性があります。そのため、サビなどが染み込みやすいので注意が必要です。
サビは還元型漂白剤(ハイドロハイター)で漂白してみてください。漂白剤をお湯で溶いてティッシュペーパーに染み込ませ、しばらく置いておくと効果的です。
キズについては、基本的には貼り替えなければなりません。応急処置としてはタイル用のヒビ割れ補修剤を塗っておくことです。
Q 台所の床の継ぎ目が剥がれてきました。簡単に修理ができるでしょうか。修理方法を教えてください。
寄せ木合板の床は、継ぎ目に水が入ったり、ホコリがたまったりすると、傷がついたり剥がれたりしてきます。
剥がれかかった継ぎ目は、掃除機で隙間に入り込んだゴミなどをきれいに吸い取り、接着剤で貼り直します。密着させるためには、その上にしばらくの間、重しを置いておくとよいでしょう。
寄せ木床などは、普段から水拭きは適しません。日常的にはから拭き。シミや汚れがひどい時だけ、住居用洗剤溶液で雑巾を硬く絞って拭きます。また、日頃の炊事で床に水が飛び散らないように、飛び散ったら必ず拭いておくようにします。
Q フローリングに植木鉢を置いておいたら、その部分が変色してしまいました。どうしたらいいのでしょうか。
同一場所に家具や鉢を置いておくと、床の色が違ってしまいます。日の当る場所ではなくても、室内でも紫外線の影響を60%受けると言われていますので、退色してしまうのです。
長い間、1カ所に鉢を置いておくと、その部分は紫外線の影響を受けず、本来の色を保ち、他の部分と色が違ってきます。また、植木鉢は床にも湿気が回り、色はげの状態になることもあります。植木鉢は必ず鉢置き台に乗せ、時々置き場所を変えましょう。
いったん色がつくと、元通りにするのは困難です。変色した部分のワックスをワックス剥がし剤で剥がし、床の色より薄い色のワックスを数回、塗り重ねてみましょう。それで目立たなくなりますが、それでもだめなら専門家に任せるより方法はありません。
Q 買い置きしていたトイレ用洗剤(アルカリ性)がたくさんあります。使ってしまおうと思いますが、便器が変色しないか心配です。
一般に、市販されている洗剤は厚生労働省の安全基準に基づいて製造されていますので、使用量や使用法を間違えなければ素材を傷めることはありません。アルカリ性であっても、酸性の洗剤と一緒に使用しなければ有毒ガスを発生することもありません。
しかし、いつ購入されたのでしょうか。使用期限を過ぎていれば変質していることも考えられます。また、厚生労働省の許可成分は、変更されることもあります。
商品に表示されているメーカーのお客さま相談センターに確認してみてください。
Q 出窓の板張り部分に容器からこぼれた外用薬の跡が白く残ってしまいました。どうしたら目立たなくなるでしょう。2~3日気づかなかったので、跡が残ってしまったと思われます。どうしたら良いでしょうか。
薬の成分と日焼けが相まってシミになってしまったのでしょう。元通りにするのは無理かもしれませんが、目立たなくする方法をご紹介します。
はじめに、住居用洗剤の濃い目の液で、残っている汚れをスッキリ拭き取ります。そして、よくから拭きした後、市販のクレヨンタイプの補修剤を周囲の色目と合わせて塗ってください。ドライヤーをかけて塗った表面をならしておきます。
スプレー式の塗装剤もあります。
その他、ホームセンターにはさまざまなタイプの補修剤が売られています。担当の店員は商品知識もあり、相談に乗ってくれますので、シミの程度によって最適なものを選んでください。
Q バスタブと壁の間を埋めているコーキング剤にカビが生えてしまいました。洗剤で洗ってもきれいになりません。どうしたら良いでしょうか。
バスタブを固定するコーキング剤は、目地よりも柔らかく、素材自体にカビの好きな栄養素を含んでいるために、最もカビに狙われやすい部分。しかも、壁に飛び散ったせっけんかすや垢は、水滴とともに流れ落ち、コーキング剤に溜まり、カビの温床となります。
コーキング剤の黒ずみは、汚れというより、カビの可能性が大きいと思われます。カビはミクロの根を生やし、コーキング剤の中まで浸透します。
カビを見付けたら、まずお風呂用洗剤とスポンジで擦ってみてください。それでも黒ずみが取れない場合は、カビが奥深くまで根を生やしてしまった証拠です。
その場合は、市販のカビ取り剤を使ってみましょう。または、ティッシュペーパーを筒状に丸めてコーキング剤の上に並べ、漂白剤を薄めた液を染みこませます。それでもダメな場合は、コーキング剤を取り替えるしか方法はありません。
Q 対面キッチンで、背後には食器棚があるために、布巾やタオルをかける場所に困っています。みなさんはどこにかけているのでしょうか。
我が家も対面キッチンです。母は、流しの上の柱に釘を打ち付け、そこにハンガーをかけて布巾やタオルをかけていました。ダイニング側からタオルが蔓下がっているのが丸見えで、ちょっと感じ悪いですよね。
私は、流しの下のキャビネットにフックをつけて、そこにかけました。見た目にスッキリしただけではなく、布巾を取るのも手を拭くのも便利ですよね。
オール電化にしてから、流し台&調理台の下は引き出し式のキャビネットになりました。そこには、タオルかけがついていますが、普通のフェースタオルを半分に折っただけでは下の引き出しの開け閉めの邪魔になります。そこで、タオルを半分に折り、端の平織りの部分を折り込み、両端を洗濯バサミで止めています。
Q 普段は掃除機で畳のホコリを取っていますが、これだけでいいのでしょうか。
畳の大敵は湿気です。普段は掃除機でホコリを丹念に吸い取り、から拭きをします。
そして、1年に1度は晴れた日に虫干しをしましょう。畳の裏表を日に当てます。そうすれば、畳が長持するばかりではなく、ダニやカビ退治にもなります。
現代では、畳を上げて外に運ぶ労力も、干す場所もないご家庭も多いことでしょう。それでも、漆器が気になる環境だったら、角の部分を持ち上げて棒などを挟み、しばらく風を通すだけでもだいぶ違います。それも難しい場合は、襖を閉め、除湿器を掛けましょう。
梅雨が明けたら、畳の手入れを。
Q 市販のカビ取り剤 は目地を傷めたりしないのでしょうか。また、ゴムのパッキング剤などに使用してもだいじょうぶでしょうか。
市販のカビ取り剤が極端に目地を傷めたりすることはありません。
ただし、劇薬に近い塩素系の薬剤ですので、使用上の注意事項をよく読んでから使ってください。塩素が揮発してお風呂場に充満するので、使用時には換気が必要です。
塗布しただけでは落ちないのではないかと、ゴシゴシ擦るのはやめましょう。ブラシで擦る物理的な力で目地やパッキンを傷めてしまいます。漂白剤は化学の力で汚れの色素を分解するので、ゴシゴシという物理力はあまり必要ではありません。
薬剤を使う時には衣服につかないに注意すること。肌につかないようにゴム手袋をすること。また、揮発した塩素ガスを吸い込まないように、マスクなどをするのもよいでしょう。
Q 玄関タイルについた黒い土の汚れを落すには、どうしたらよいでしょうか。
玄関は人の出入りが多く、どうしても汚れやすい場所ですね。靴などの履き物と一緒に、外の泥汚れやゴミが運び込まれます。泥の中には油分も含まれ、それが落ちにくい汚れとなってタイルに付着します。
しかも、体重をかけ、歩くことによって土汚れをこすりつけているようなものですから、タイルは過酷な状況にさらされているわけです。
玄関は、毎日お掃除していれば少々の汚れはブラシで擦れば落ちます。どうしても落ちない汚れは、洗剤をつけたブラシで擦り、水洗いするとよいでしょう。それでもしつこいシミは、市販のカビ取り剤をスプレーする方法もあります。カビ取り剤は漂白剤に粘性をもたせたもので、塩素の力で漂白してくれます。
Q お風呂場のタイルに黒い汚れがついて落ちません。どんな手入れがよいでしょうか。
最近の浴室は機密性が高く、それだけカビの温床になります。
まず、バスルーム全体をお風呂用洗剤で洗ってみましょう。ナイロンタワシかデッキブラシで、洗剤を使って丁寧に擦り洗いして、水で流します。
それでも取れない部分が、カビの汚れということになります。
目地の黒ずんだ部分は、漂白剤入りのクレンザーを使い、タワシで丁寧に洗ってください。漂白剤入りの場合は、洗った後すぐに水で流さず、しばらく置いて漂白効果が出たところで水洗いします。
それでも落ちない頑固なカビは、カビ取り剤を塗布してカビを退治し、その後にカビ防止剤を塗布しておきます。
カビ取り剤は塩素系のものが多く、肌に触れたり目に入ったりすると危険です。換気を良くし、目に入らないようにくれぐれも注意してください。目に入ったら、すぐに水で洗い流しましょう。
Q 柱、敷居などの桧材に手垢がつきにくいニスがあると聞きました。業者にお願いした場合、8畳間でどのくらいの費用がかかりますか。
加工されていない白木は、人間の肌と同じ。空気中の湿度が高くなると水分を吸収し、空気が乾燥すると水分を吐き出し、呼吸しながら室内の空気を快適に守ってくれます。
このように優れた白木ですが、長い間にはカサついてくることがあります。それを防止するためには、少量のワックス掛けをするのも良いでしょう。
白木には、白木専用のワックスが向いています。液体ワックスだと、表面に染みこんで皮膜をつくり、木が呼吸できなくなってしまいますので要注意。
また、ニスは白木には不適当ですので、注意してください。
ご質問のように、専門化に任せれば安心です。費用は、地域、白木の種類などによって違いがありますが、8畳間で、天井を除き、3~5万円くらいが目安です。
Q 気温がだんだん高くなる季節です。配水管から臭いが逆流するのでしょうか、いつも浴室が臭うので、今年こそは清潔なバスルームにしたいと思っています。
浴室も台所も、臭いの元である微生物にとっては大変に栄養価の高い排水が流れます。微生物が繁殖すると、ヌルヌルが付着し、臭いを発生します。
微生物分解酵素剤のパイプ洗浄剤が市販され、酵素の働きで汚れを分解してくれます。5~6回繰り返すと、汚れも臭いもスッキリきれいになります。
洗浄剤は長くとどまればそれだけ効果的ですから、就寝前に、浴室、洗面所、台所の配水管の入り口に処理しましょう。洗浄剤を排水口に入れ、熱いお湯を注ぎます。そのまま放置し、朝になってたっぷりの水で流しましょう。
※製品によって使用法が違う場合があります。パイプ洗浄剤の使用には、商品に書かれている説明を良く読んでお使いください。
Q ビニールクロスのつなぎ目が広がってきました。ビニールクロス、布クロスを長持させるお掃除とクロスの貼り替えについて知りたいのですが。
ビニールクロスは、その性質上、急激な温度差などで若干伸縮します。暖房による寒暖の差で縮ませてしまったのかもしれません。この縮みの最も目立つ部分がつなぎ目の広がりです。
つなぎ目の補修は、ちょっと手間。つなぎ目を剥がしやすくするためにカッターナイフでヒビの通りに切れ目を入れ、濡れタオルで水分を与え、細心に注意しながらクロスをめくります。ヒビの両側に保護するための養生テープを貼り、コーキング剤を詰め込みます。そして、指でクロスを貼り直し、ローラーで平らに仕上げます。
ビニールクロスは、こまめな洗剤拭きがきれいに保つコツ。布クロスは柔らかいブラシかハタキでホコリを払う方法しかありません。汚れてしまったら、洗剤拭きは禁物ですから。
Q 家族が多いために台所の床の汚れが目立ってきました。特に、板の継ぎ目の間のゴミ取りが大変です。楊枝などで掘っていますが、大丈夫でしょうか。
台所は、どうしても床に水がかかり、油料理の油の微粒子がホコリと一緒になって頑固にこびりつきます。掃除機や化学雑巾では簡単に取れないのが台所汚れの特徴ですね。
板の継ぎ目にも、ゴミやホコリがたまり、油や水が加わって取れにくくなってしまいます。放っておいたのでは、見苦しいだけでなくダニの温床にもなりかねません。
日常のお手入れとしては、掃除機の隙間ノズルでホコリを吸い取った後、から拭きをします。汚れのひどい時には住居用洗剤溶液で拭き取ります。それでも取れない時は、住居用洗剤溶液を塗り、数分後に隙間に沿ってブラシで擦り取ります。そして、水拭き後、ワックスをむらなく塗ります。
継ぎ目の汚れ取りは、楊枝よりもブラシ類のほうが使いやすいかもしれません。また、ワックスには汚れや傷から床を保護する役目もあります。最近の建材はあらかじめ樹脂加工されているので汚れが染みこむことが少なくなりましたが、床の汚れに手をやいているようでしたら、ワックスを検討してみましょう。
Q ヒーターを置いてある場所のフローリングの床が傷んでしまいました。どうしたら良いでしょうか。
ヒーターの熱で床の表面のワックスが変質してしまったのでしょう。ワックスは合成樹脂ですから、高温は苦手です。
まず、温風が直接床に当たらないように工夫してみてください。例えば、ヒーターを木の板や断熱の敷物に乗せるとか、温風が直接床に当たらないように吹き出し口を調整するとか。
傷んだ床は、ワックスを塗り替えなければなりません。傷んだ部分だけを処理すると他の部分との違いが目立つので、部屋全体を塗り替えます。まず、天気の良い日を選んで窓を開け、換気に注意。床の表面の汚れを雑巾できれいに拭き取り、ワックス剥がし剤を塗り、1~2分放置した後、水洗いした雑巾で3回以上水拭きします。完全に乾いたらワックスを塗り、約30分ほど放置して完全に乾かします。
この処理で、床は見違えるようにきれいになるはずです。
Q お正月も終わり、敷き詰めのカーペットの汚れが気になります。家庭で手軽にクリーニングする方法はありませんか?
ホームセンターや薬局で、カーペットクリーナーが売られています。顆粒状の洗剤を振りかけ、5分ほどおいて掃除機で吸い取ります。ホコリやダニが浮き出てきますから、お掃除も簡単で、臭いも消えて芳香が漂います。
私は、住居用の洗剤で硬く絞った雑巾を、絞った形のままブラシのように使い、向こうから手前にしごきます。雑巾をすすぎながら、全面的に拭き取ります。足元がサッパリして快適ですよ。
業者によるクリーニングは、8畳くらいで3万円ほど。白洋舎やダスキンなどで行っています。
Q トイレの水洗タンクの手洗いの水が落ちる部分の汚れが気になります。漂白剤で何度も試しましたが、きれいになりません。手入れ法を教えてください。
トイレや洗面ボールを黄色く染める水アカの成分は、ミネラル。水に含まれるミネラル分が酸化してシミをつくってしまいます。
酸化してできた汚れは、塩素系の漂白剤(ハイターなど)では落ちません。還元型漂白剤(ハイドロハイター)を使ってみてください。お湯で濃いめに還元型漂白剤を溶き、ティッシュペーパーに含ませて汚れの部分に貼り付けます。しばらく放置した後、様子によって数回繰り返してください。
それでも取れない場合は、汚れを掻き取ります。使い古したナイロンタワシで、根気よく擦ります。これは最後の手段。ナイロンタワシで擦ると細かい傷がつき、その傷にまた汚れが付着すると傷に染みこんでますます汚くなりますので、その後はマメなお手入れを心がけましょう。
Q ステンレスの流しを使っています。ステンレスを傷めずに手入れをする方法を教えてください。
ステンレスとは、合金の表面にニッケルを少し加えたクロムをメッキした、酸にもアルカリにも強い優れた素材です。でも、お手入れを怠ると、曇って輝きがなくなってしまうこともあり、傷をつけたままでおくとそこから腐食が始まることもあります。
汚れ落としにクレンザーを使う場合は、粒子の細かいクリーム状のものを。使用後、水分が残ったままだと水の中のミネラル分がシミとなってステンレスを曇らせます。お掃除の最後には、乾いた布で水分を拭き取っておきましょう。
頑固な汚れになってしまうと、素材を傷つけるほどの力で擦らなければなりませんので、毎日のお手入れが大切ですね。
Q 玄関ドアのノブの光沢がなくなってきました。磨き方など、手入れ法を教えてください。
新年を迎えるに当たって、お客さまも多くなりますので、家の顔である玄関ドアはきれいにしておきたいものですね。
スチールドアも、木製ドアも、まずは住居用洗剤溶液でぞうきんで拭き、から拭き。スチールドアの場合は、ガラス磨きで磨いても良いでしょう。はめ込みガラスもガラス磨きで磨きます。コーナーにホコリや泥汚れがこびりついている場合がありますので、ブラシで取り去ります。
ドアノブは、ホームセンターやリフォームショップで真鍮磨きのクリーナーが売られています。普段は、1か月に1度くらい、定期的に磨きましょう。きれいな光沢が蘇ります。また、練り歯磨きを布につけて磨いても良いでしょう。
Q 玄関タイルについた黒土の汚れを落とすには、どうしたらいいでしょうか。
玄関は人の出入りが多く、汚れやすいところです。靴などの履き物と一緒に、外の泥汚れやゴミが運び込まれます。泥の中には油分も含まれ、それがタイルに落ちにくい汚れとなって付着します。しかも、体重がかかり、歩くことによって土汚れを擦りつけているようなものです。
玄関は、毎日、掃除していれば少々の汚れはブラシで擦れば落ちます。どうしても落ちない汚れは、洗剤をつけたブラシで擦り、水拭きをするとよいでしょう。それでも落ちないシミは、市販のカビ取り剤を塗りつけ、しばらく時間を置いてください。塩素の力で汚れを落としてくれます。
お正月には来客も多くなりますから、きれいにしておきたいものですね。
Q 台所の床の継ぎ目が剥がれてきました。簡単に修理できるでしょうか。修理法を教えてください。
寄せ木合板の床は、継ぎ目に水が入ったりホコリがたまったりすると、傷がついたり剥がれてきたりします。
剥がれかかった継ぎ目の補修は。まず、掃除機で隙間に入り込んだゴミなどをきれいに吸い取ります。それでも取れない場合、金串などでほじり出してください。
ホームセンターで床用の接着剤を買い、張り直します。密着させるためには、その上にしばらく重しを置いておきます。
寄せ木などは。普段から水拭きには適しません。日常的にはから拭き、シミや汚れがひどい時にだけ、住居用洗剤を薄めた液でぞうきんを硬く絞って拭きます。
水は大敵ですので、水がこぼれたらこまめに拭き取ることが肝心です。
Q 敷き詰めのカーペットも、家庭で手軽にクリーニングできると聞きました。どんな方法があるか教えてください。
スーパーやドラッグストアで、カーペットクリーナーが売られています。顆粒状の洗剤を振りかけ、5分ほどおいて掃除機で吸い取ります。ホコリやダニが浮き出てきますから、その後のお掃除も簡単で、臭いも消えて芳香が漂います。
また、毛足の短いカーペットなら、住居用洗剤で拭く方法があります。住居用洗剤溶液でかたく絞ったぞうきんを、絞った形のままブラシのように使い、向こうから手前にしごきます。ぞうきんをすすぎながら、全面的に拭き取ります。
業者に任せる方法もあります。業者によるクリーニング代は、8畳くらいで3万円前後です。地方によって違いますので、電話で交渉してみましょう。
Q 出窓の板張り部分に、容器からこぼれた外用薬の跡が白く残ってしまいました。どうしたら目立たなくなるでしょうか。
薬の成分と水分と日焼けがあいまって、シミになってしまったのでしょう。元通りにするのは無理かもしれませんが、目立たなくする方法をご紹介します。
始めに、住居用洗剤の濃いめの液で、残っている汚れをすっきり拭き取ります。そして、水拭き、から拭きをした後、市販のクレヨンタイプの補修剤を周囲と色目を合わせて塗ってください。最後に、ドライヤーをかけて、塗った表面をならしておきましょう。スプレー式の塗装剤もあります。
その他、ホームセンターにはさまざまなタイプの補修剤が売られています。担当の店員は商品知識もあり、相談に乗ってくれますので、相談しながら最適なものを選びましょう。取り扱い説明書も良く読み、指示通りにお使いください。
Q リビングの天井クロスの汚れが気になります。どのように手入れをしたらよいでしょうか。
まず、ホコリを落としましょう。長い箒の先にタオルをつけるか、フローリング用のシートを棒の先につけて、天井を擦ります。
天井は、洗剤拭きはお勧めできません。きれいに拭いたつもりでも、力が均等に入らず、乾いてみるとムラになってしまうからです。
どうしてもホコリだけでなく一歩進めてお掃除したい場合、座敷ぼうきに洗剤溶液で硬く絞ったタオルをかぶせ、全体を掃くように撫でてみたらいかがでしょうか。
天井掃除は、手が届かないのでつい怠りがちですが、年に2回はホコリを取っておきたいものです。いったん汚れたら、修復が困難ですから。
Q 夏の始め頃から、夜、小さな虫が飛んだり、朝は部屋や階段などに落ちていたりします。キクイムシとのこと。退治法があったら教えてください。
洋服ダンスや柱などに、小さな穴がいくつも開いていたり、そのそばにきな粉のような木くずがこぼれていたりすれば、それはキクイムシです。
退治するには、キクイムシ用の殺虫剤、なければゴキブリやシロアリ用の殺虫剤を、昆虫採集用の注射針で穴に注入してください。
そして、蝋を塗り込んで穴を完全にふさぎます。被害が広がらないうちに、手を打つようにしましょう。
Q 木の床を糠(ぬか)で磨くと良いと聞き、さらし袋に糠を入れて磨いています。この方法は白木にでも使えるのでしょうか。
木の床を糠で磨くのは、昔から伝えられてきたおばあちゃんの知恵ですね。
昔の床は樹脂加工をしない天然木でつくられていました。ワックスもなく、手入れといえば手近なものを使うしかありませんでした。そして、その油が染みこんで、黒光りするほど美しさが増してくるというのが昔の手入れ方法でした。
しかし、現代の床は、ワックスなどで保護し、木の本来の色を長く保とうというのが美しさの基本です。そこで、糠で磨いても油が染みこまず、黒光りは期待できません。また、糠の油で滑ったりして、危険でもあります。やっぱり、現代には現代の生活の知恵が適しているといえるのではないでしょうか。
Q 台風シーズンを前に、外壁の汚れのお掃除や補修をしておきたいと考えています。どんなふうにすれば良いのでしょうか。
一般にタイルならお手入れ不用。最近は雨で汚れを洗い流すタイプもあります。
モルタルは、水とセメントで、時間が経過して化学変化を起こすことによって強くなり、風雨や寒さから家を守ってくれます。ただ、時間とともに収縮するのは、避けられない現象。もしクラック(ヒビ)が2ミリ以上入っている箇所があったら、クラック部分を金属でなぞってV字形にカットし、コーキング剤を塗り込み、その上から塗料を塗ります。コーキング剤は、油性よりもアクリル系のものを使用すると、後から水性塗料を塗る場合もはじかれずにムラなく仕上がります。
コーキング剤、塗料などはホームセンターに相談してください。
Q 南西向きのリビングのフローリングに、白くなっている箇所があります。特に日が当たるせいか、ワックスをかけても、そこだけ直りません。どうしたらいいでしょうか。
おそらく、太陽光線によってワックスが変色し、その部分がムラになっていると考えられます。
太陽光線の中の紫外線は、強烈な破壊力を持っています。ワックスを変質させ、木質の色をあせさせます。ワックスを塗っておくと、かえってひどくなる場合もあるのです。
一度、ワックスをすべて剥がし、その上でワックス掛けをしてみてください。ホームセンターでワックス剥がし剤を買うと、剥がし方・塗り方が書いてあります。
それでも直らないようだったら、専門家に修理してもらうという手もあります。白い部分については補修もできますし、その上でウレタン樹脂塗装をしてもらえます。そうすれば、以降のワックス掛けも不用になり、変質も抑えられるでしょう。
Q 下水が臭うような気がします。パイプ掃除剤は定期的に使っているのに、どうしてでしょうか。
家の中のお掃除は気にかけても、外の部分はちょっと盲点になってしまいますね。パイプ掃除洗剤を定期的に使っていてもまだ臭いがするようなら、排水マスのお掃除をしてみましょう。
家から排水マスまでは勢い良く水が流れていきますが、排水マスから共同排水口までの流れは緩慢です。そのため、どうしてもヌルヌルが付着しがちです。それがパイプを伝わったり、風向きのかげんで開いている窓などから部屋に入ってくるというわけです。
排水マスの蓋を開け、ヘドロを取り除きましょう。その後、ホースから勢いよく水を流し、パイプの内側についたヌルヌルを流し去るようにしてください。
半年に1回程度の割合で、排水マスのお掃除をお忘れなく。
Q 網戸が活躍する季節です。網戸の簡単掃除法はありませんか。
網戸の汚れを放っておくと、目が詰まり、風の通りも悪くなってしまいます。マメにお手入れしたいものですね。でも、そう度々、水洗いも面倒だし……。
そんな時には、新聞紙を広げて網戸の外側にセロテープで貼り付け、内側から掃除機をかけるだけでOK。床掃除のついでに、パッと済ませてしまいましょう。水洗いの手間をグーンと減らせます。
Q 天気予報の時、洗濯指数というものが出ますね。何を基準にしているのでしょうか。
最近、気象会社が独自の基準で出しているもので、特に定義はありません。洗濯物が乾くのは、気温・湿度・風速・日射量などに左右されますが、それらのデータを総合して洗濯物の乾く度合いとしています。
指数が100は、「非常によく乾く」。80~90は「完全に乾く」。60~70は「乾く」。40~50は「乾ききらない」。40以下は「乾かない」とされています。
80以上なら布団干しもOK。50~70はちょっとアイロンかけが必要。50以下では室内でもあまり乾きません。梅雨時のお洗濯の目安にどうぞ。
Q 梅雨時にお風呂のタイルの目地に茶色いカビが付着してしまいました。どうすればカビが生えにくくなりますか。
カビは、高温多湿が大好き。まして、浴室はせっけんカスや体から出た垢など、カビにとっておいしい餌がたっぷりあります。毎日お風呂に入る家庭が多いので、高温多湿で乾く暇がありません。
カビをシャットアウトするには、餌を断つか、住みにくい環境をつくること。入浴が済んだら、お掃除をしましょう。お風呂用洗剤をつけたスポンジで、特にカビの生えやすいコーキング部分とタイルの目地の部分を洗いましょう。また、お風呂のお湯を落としたら、冷水をシャワーし、壁やバスタブ、タイル部分の水滴を乾いた布で拭き取っておくのもよい方法です。
それでもカビが生えてしまったら、カビ取り剤で根絶。カビ取り剤は、次亜塩素酸ソーダ(殺菌・漂白)に粘性を持たせて長時間とどまるようにしたもので、物理の力(時間)と化学の力(殺菌力)でやっつけてくれます。
Q 洗面所のクロス張りの壁紙が黒ずんできました。漂白剤などで拭いてもいいでしょうか。
壁が黒ずんできたのは、水が飛び散った部分にカビが生えてしまったのだと思われます。カビは頑固に根を張りますので、いったん生えてしまったら洗剤拭きだけでは不十分。強力な塩素系漂白剤で漂白・殺菌するのが一番です。
ただし、漂白剤の使用は、素材が限られます。クロスがビニールコーティングしてあるものなら漂白が可能。漂白剤に粘性を持たせたカビ取り剤の塗布、あるいはティッシュペーパーに漂白剤をつけて貼り付けるのも良いでしょう。
クロスが布製なら、住居用洗剤でブラシ洗いをしてみましょう。それで改善しなければ、あきらめるしかありません。
水回りの壁材は、お掃除を考えてビニールクロスにしておくほうが便利ですね。
Q そろそろカビがはびこる季節。市販のカビ取り剤を使いますが、目地を痛めたりしないのでしょうか。また、ゴムのパッキンング剤に使っても良いのでしょうか。
市販のカビ取り剤が極端に目地を痛めたりすることはありません。
ただし、劇薬に近い塩素系の薬剤ですので、使用上の注意事項を良く読んでから使ってください。
塩素が揮発して浴室に充満するので、使用時には換気に留意することが大切。また、薬剤が衣服や肌につかないように注意すること。原液が肌に触れるとヌルヌルしますが、それは皮膚が溶けている証拠。揮発した薬剤も目や喉を痛めますので、マスクやゴーグルをするのも方法です。衣服につくと、衣服まで漂白されてしまいます。
カビ取り剤は、塗布して数時間置き、科学の力を発揮させてください。使用後は、湯で洗い流して、成分をしっかり流し去ることが大切です。
Q 玄関ポーチに白木の柱があります。風雨にさらされて汚れがひどく、色が変わってきて困ります。一生懸命にから拭きをしていますが、きれいになりません。自分で回復する方法はありますか?
白木の丸柱は、日本家屋の象徴的な美ですが、お手入れには神経を使いますね。
新築時には保護剤であるセトールやキシラデコールという剤を塗り、雨や紫外線から守っています。でも、時間とともに保護剤の効果も薄れ、次第に変色してしまいます。
手で触ってみて、カサカサしていたら塗り替えの時期。まず、水洗いをして全体の汚れを取り、乾かします。そして、サンドペーパーでカサカサを落とし、ブラッシング。その後、前記の保護剤を塗装してください。
保護剤の扱い方は、取り扱い説明書に書いてある通りに行ってください。
カサカサ程度なら自分で補修できますが、変色やシミの解消は素人では無理。専門家はいったん保護剤を取り、洗剤で汚れを落とし、漂白剤で白さを蘇らせ、再び保護剤を塗って仕上げます。汚れが気になるようでしたら、専門家に任せてみてはいかがでしょうか。
普段の手入れはから拭きのみですから、特に雨の後はこまめにから拭きをしてください。
Q 男性便器に防臭剤の黄色いボールを置いておいたら、シミができてしまいました。落とす方法はないでしょうか。
まず、塩素系の漂白剤を試してみてください。衣類や台所の漂白剤で結構です。漂白剤溶液をティッシュペーパーなどに染みこませ、色がついた部分に数時間置いておきましょう。
それでも落ちない場合は、物理的な方法に頼るしかありません。目の細かい400番くらいの耐水性サンドペーパーを割り箸に巻きつけて輪ゴムで止め、水で濡らしてこすってみましょう。ただし、サンドペーパーでこすると細かい傷がつきますので、汚れがつきやすくなるというデメリットを承知の上で行ってください。
消臭剤で臭いをマスキングするより、お掃除をマメにして臭いを追放したほうが得策です。臭いはお掃除のバロメーターなのですから。
Q お風呂のタイルにピンを置いておいたため、鉄さびがついてしまいました。ブラシでこすっても落ちません。よい方法はありますか。
鉄さびは、鉄が酸化したことによってできた汚れです。カビ取り剤などの塩素系の漂白剤では落ちません。酸化・還元って、学校で習いましたよね。酸化によってできた汚れは還元によって落とすことができます。
還元型漂白剤(ハイドロハイター)を熱いお湯(60~70度)で溶かし、ティッシュペーパーに含ませて20~30分ほどそのまま置いておきます。乾いた頃、ナイロンタワシでこすると、きれいに落ちます。その後、水で洗い流してください。数回繰り返しても落ちない場合は、すでにタイルの中までさびが浸透してしまっているので、あきらめるしかありませんが。
Q まだ建てて1年ほどですが、家族が多いために台所の床の汚れが目立ってきました。特に板の継ぎ目の間のゴミ取りが大変です。楊枝などを使っていますが、大丈夫でしょうか。
台所は、水がかかったり、油の微粒子が舞い降りて、ホコリと一緒になって頑固にこびりつきます。
日常のお手入れとしては、掃除機の隙間ノズルでホコリを吸い取った後、から拭き。汚れがひどい場合には、住居用洗剤で拭きます。それでも取れない時には、住居用洗剤溶液を塗り、数分後に隙間に添ってブラシで擦り取ります。そして、水拭き後、ワックスをむら無く塗っておきましょう。
ワックスには汚れや衝撃から床を保護する役目もあります。まず、ワックス剥がし剤でワックスと汚れを拭き取り、乾いてからワックスを塗ります。そして、ワックスが乾くまで待たなければなりません。
こまめなワックス作戦できれいで長持ちする台所を目指しましょう!
Q エアコンが時々止まってしまいます。どうしてでしょうか。
エアコンは、フィルターが目詰まりしていると、自然に止まってしまいます。おそらく、冬の間に一生懸命働いて、フィルターが目詰まりしているのでしょう。外して洗って乾かしてからセットしてください。
最近では、自動的にフィルターをお掃除してくれるエアコンが開発され、とても便利です。我が家のお掃除エアコンはスイッチを切っても1~2時間「う~ん、う~ん」と言いながらお掃除している様子。省エネエアコンと聞いていますが、その間の電気代はどうなっているのでしょうね。
Q トイレの蓋を開けっ放しにしていると電気代がかかると聞きました。本当でしょうか?
最近は、ほとんどの家庭が洗浄・暖房便座になって、トイレも快適ですね。
特に、寒い季節にはありがたいと思います。ヨーロッパなどでは暖房便座があまり普及していないので、冬のヨーロッパ旅行はちょっと辛い。トイレに行く度に、ヒヤッとして、ゾクッとして、不快な思いをします。
おっしゃる通り、便器の蓋を閉めれば、それだけ保温効果も高まります。温度設定にもよりますが、1日5~6円の得。電気代ばかりでなく、埃も入りにくいので、喫水線の「悪魔の輪」も少なくなります。
Q 階段が滑りやすくなって危ないのですが、何か良い滑り止めはありませんか。
国民生活センターの危害情報によると、家の中の事故が実は一番多いのです。階段はお風呂場に次いで事故が多い場所なので気をつけましょう。
踏み板には溝がついていますが、万全ではありません。滑らないワックスというのもありますが、それでも心配です。
スリッパの形状や素材にもご注意を。お年寄りやお子さんには、スリッパよりも、底にゴムの滑り止め加工をした室内履きや靴下を履かせてはいかがでしょうか。
ステップの端に貼る滑り止めテープを貼るのも良いでしょう。せっかくの天然木にテープを貼るのは残念ですが、安全と見た目を天秤にかけて判断してください。テープはホームセンターに売っています。
Q 男性便器に防臭剤の黄色いボールを置いておいたら、シミができてしまいました。落とす方法はないでしょうか。
まず、塩素系の漂白剤を試してみてください。衣類や台所の漂白剤で結構です。
ティッシュペーパーを色が付いた場所に置き、漂白剤溶液をそのティッシュに染みこませ、数時間放置します。トイレや浴室のカビ取り剤でも良いでしょう。
それでも落ちない場合は、物理的な力に頼るしかありません。目の細かい400番くらいの耐水性サンドペーパーを水で濡らしてこすってみましょう。
トイレの臭いはお掃除のバロメーター。臭いがするということはお掃除を必要としていることですから、防臭剤に頼ってお掃除チャンスを見逃すことがないようにするのも方法ですね。
Q 年末の大掃除でいつも頭を痛めるのが換気扇の掃除。羽を外そうにも、油でベトベトしていて、外しにくくて困ります。
換気扇のお掃除の鉄則は、最低3ヶ月に1度は行うこと。それ以上経つと、油が硬化し、周囲にこびりついてしまいます。そうなると、油のベタつきで滑ってファンも外しにくくなります。マメなお掃除が大切になる場所ですね。
もう一つの鉄則は、外せるものは外して、漬け置き洗いをすること。洗剤の汚れを溶かす力と、タワシの汚れを掻き取る力を借りて、徹底掃除を実行しましょう。
「換気扇用」と書いてある洗剤は、溶剤(油汚れを溶かす効果)が入っていますので、ちょっと手助けしてくれます。
Q 玄関のタイルに土の跡がついて黒ずんでしまいました。汚れを落とすにはどうしたらいいでしょうか。
玄関は人の出入りが多く、どうしても汚れやすいところです。雪の降った冬などは、長靴についた泥をそのまま持ち込みますので、泥の中には油分も含まれているためにそれがタイルに落ちにくい汚れとなって付着します。
どうしても落ちない汚れは、住居用洗剤をつけたブラシでこすり、水洗いするとよいでしょう。それでもしつこい汚れは、カビ取り剤をスプレーする方法もあります。しばらく放置した跡は、ゴム手袋をつけてぞうきんでカビ取り剤をよく拭き取ってください。
Q 3歳の男の子が座敷の襖を破ってしまいました。どのようにカバーすればいいのでしょうか。
どの程度の破れでしょうか。こぶし大くらいだったら、破れの内側から丈夫な和紙を貼り、その上に千代紙などを貼ります。居間やリビングなど家族だけの場所なら、お子さんの好きな動物や乗り物の切り抜きでもかわいいですね。
もっと大きな破れだったら、ホームセンターから壁紙を買ってきて貼り付けます。例えば、裾の部分だけに貼るとか、取っ手の部分に貼るとか、幾何学的に切って貼り重ねるとか。
いずれにしても、感性の見せ所ですね。
Q フローリングの床の溝に、汚れが溜まってしまいました。掃除機をかけても取れません。
埃を十分に取らずにワックスを塗ってしまったのではないでしょうか。あるいは、油汚れと埃が混じり合ってしっかり固まってしまったのではないでしょうか。
ワックス剥がし剤で、一度、ワックスを剥がしてみましょう。その際、溝の部分は住居用洗剤をハブラシにつけて汚れを十分に溶かしだしてください。ワックス剥がし剤とハブラシでも効果的です。
その後、洗剤拭きと水拭きをし、よく乾かしてからワックスを塗ります。
Q 白木の部分が汚れてきました。汚れを取る方法はありますか。
白木は風合いが素晴らしい素材ですが、手入れはちょっと大変ですね。和室の白木部分はから拭きしか手入れの方法がありません。真っ白いぞうきんで、日常的にから拭きをして、黒ずんできてもその風合いを楽しむというのが白木の楽しみ方です。あまり気になるようでしたら、あく洗いという方法があります。これは専門家に相談してください。
和室以外の白木部分は、新築時に白木用ワックスで保護してあるはずです。そこで、白木用ワックスを塗り直すという方法があります。ワックス剥がし剤で剥がしてワックスを塗るという方法は他のワックスと同じです。
Q 対面キッチンで、壁面には食器棚があり、タオルをかける場所がありません。みなさんはどうしているのでしょう。
対面キッチンの場合、タオルをかける場所に苦心しますね。私は、流し台のキャビネットのドアにタオルかけをつけました。ドアのサイズを測って、ホームセンターで買ってきましょう。木製のドアならネジで、樹脂製などネジが利かない素材なら吸盤かボンドで貼りつけるタイプのタオルかけを購入してください。
キャビネットのドアにつければ、ダイニング側からは見えないので、スッキリ。流しで濡れた手を拭くのにも便利です。
Q フローリングの床にグリーンを置いておいたら、夏の日差しが強かったせいか、その部分が変色してしまいました。どうしたらよいでしょうか。
夏の強い紫外線は、家の中まで忍び込み、床やカーテンを色あせさせてしまいます。グリーンの下の床が変色したのではなく、周りの床が色あせたので色が違ってしまったのです。すっかり元通りにするのは難しいのですが、ワックスを塗り替えたらいかがでしょうか。
まず、ワックス剥がし剤で古いワックスを剥がし、濡れぞうきんできれいに拭き取り、乾かしてからワックスを塗ります。だいぶ目立たなくなるはずです。
このようなことがないように、グリーンを置く場合には、時々、置き場所を移動させるようにしてください。
Q お風呂のタイルの目地が黒ずんでいます。タワシでこすってもなかなか取れません。どうしたらいいでしょうか。
タイルを繋ぐ目地は柔らかい素材でできていますので、汚れが付着しやすく、また、いったん付着した汚れは深く染みこみ、取れにくくなります。
まずは、クリームクレンザーとタワシで表面の汚れをこすり取ります。そして、カビ取り剤をスプレー。数時間後に水で洗い流します。カビ取り剤は劇薬ですので、スプレーする時に体や衣服に飛び散らないように注意してください。洗い流す時も、お風呂用のブーツを履いて防御しましょう。
Qお風呂の排水パイプの掃除はどうすればいいのでしょうか。
まず、お風呂の排水溝周辺を確認してみてください。排水溝の入り口には金網状のものがあります。その金網を外してみてください。その中にさらに細かい網がある場合があります。そこに、髪の毛やゴミが張り付いていませんか。第一関門がきれいでなければ水は流れてくれません。
その金網を取ると、臭い止めの金具がついています。それを引き上げてみましょう。すると、配水管に通じる穴が見えてきます。その部分に髪の毛やゴミが詰まっている場合は、それを取り除き、ホースで勢い良く水を流してみてください。
排水溝にはいつも暖かい水がたまっているために、放っておくとヌルヌルがついてしまいます。ヌルヌルは汚れに微生物が発生したもの。タワシで洗えば簡単に落ちます。
それでも詰まっている場合は、本管が詰まっていると考えられます。市販のパイプ掃除剤を振りかけ、お湯をかけて一晩置いてみてください。パイプの内側についた汚れをスッキリ流してくれるはずです。
Q夏は、特にトイレの臭いがきつくなるような気がします。トイレの臭い対策は?
最近は洋式トイレが多くなり、男性も洋式トイレで用を足すことが多くなりました。そこで、昔あった男性小便器より飛び散る可能性が高いのです。ある企業で調べたところ、1回の小用で飛沫が200個以上も飛び散るのだそうです。しかも、マットが敷いてある家が多く、マットにはたくさんの飛沫が染みこんでいることが想像できますね。
できれば、マットは敷かないほうが衛生的。マットを敷く場合には、頻繁に洗うことが大切です。
トイレの臭いは清潔度のバロメーター。臭ったらお掃除が行き届いていないということです。ぞうきんで(トイレ掃除用シートで)、便器も床も壁も(トイレはビニールクロスのはずですから、水拭きもOK)きれいに拭き取りましょう。その後、消毒用アルコールをスプレーして、拭き取りきれなかった雑菌などを消毒します。
Qキッチンのシンクが白っぽくなってしまいました。水垢だと思いますが、きれいにするにはどうしたらいいでしょうか。
白い部分は水に含まれるミネラル分がこびりついてしまったと思われます。お住まいの地域の水質によっては、 水垢が気になりますね。
酢を含ませた布でこすってみてください。それでも落ちなければ、ティッシュペーパーに酢を含ませてしばらく貼っておき、その後ナイロンタワシでこすってみてください。食酢は高価ですが、酢を原料としたキッチン用洗剤も市販されています。
それでも落ちなければ、次亜塩素酸ソーダ(キッチンハイターなど)を使ってみてください。次亜塩素酸ソーダは劇薬ですので、必ずゴム手袋をし、周辺や衣類に飛び散らないように気をつけてください。
Q素足で歩くようになると、畳のベタベタが気になります。畳の掃除法を教えてください。
畳は日本独自の生活財です。新しい畳の香り成分にはバニラに含まれるバニリンや樹木に含まれるフェトンが含まれていて、リラックス効果をもたらすと言われています。また、イグサは小さな気孔があり、吸湿効果、吸音効果があることも特徴。NOXやホルムアルデヒドなど空気中の有害物を吸着してくれるとも言われています。
畳がベタベタしてきたと感じたら、目に沿って、影ぞうきんで拭いてみましょう。影ぞうきんとは、乾いた布で絞ったぞうきんを包んで拭くというもの。少しの湿気で表面の汚れを取り、さっぱりします。
ある調査によると、畳の部屋でテストをしたら、成績が上がったという結果があります。リラックスと同時に、集中力も高めてくれるようですね。
Q玄関のドアノブが錆びてしまいました。どうしたらきれいになるでしょうか。
毎日家族が触れるドアノブは、手垢などで汚れやすい部分。普段から乾拭きを心がけましょう。
汚れがひどい場合は、洗剤、クレンザー、歯磨き粉、金属磨きなどを使うのもよい方法です。ただし、洗剤やクレンザーがドアの木質部につかないように注意してください。洗剤等は木質部の塗装を溶かし、傷みの原因を作ります。
Q洗面ボールに水垢がついて落ちにくいのですが、落とす方法はありますか。
地域によって水質が異なります。鉄分をたくさん含んだ水をお使いのみなさまは、それだけマメにお手入れをしなければなりません。また、古い集合住宅などで水道管に鉄管を使っている場合は鉄錆が多く、洗面ボールや便器に赤いシミをつけてしまいます。
普段のお手入れは、まずは水滴をそのままにしないこと。雑巾を手近に置いておき、使い終わったらその都度、水分を拭き取りましょう。
また、使い古しの軟らかいナイロンタワシを手近に置き、汚れに気づいたらすぐにこすっておきましょう。目立つようになったら、クリームクレンザーとナイロンタワシでこすります。
それでもダメなら、還元型漂白剤(ハイドロハイター)を水に溶き、ティッシュペーパーなどに含ませてしばらくシミの部分に張り付け、漂白してみてください。
Q台所のガスレンジが油や焦げで汚れています。どうしたらきれいになりますか?
今日1日の食事を準備してくれた台所。1日の感謝をこめて、夕食後には磨き立てておきたいものですね。
でも、忙しい時には毎日毎日ガスレンジの掃除をするのも大変。そこで、1週間に1度と決めて、徹底的にお掃除しましょう。まず、外せるものは外してシンクでタワシ洗い。焦げや油はナイロンタワシを濡らして台所用洗剤をつけ、ガステーブルの表面をこすります。これでほとんどの汚れは取れてしまうはず。最後に濡れた雑巾できれいに拭ってください。
多くの場合、ホーロー引きでしょうから、あまり汚しすぎてガリガリやると傷ついてしまいます。汚れが目立つ前にするのが、掃除の鉄則です。
Q洋式トイレの喫水線の部分に黒い輪ジミがついています。きれいにする方法はありますか。
喫水線の部分には、カビや埃が付着しやすく、「天使の輪」ではなく「悪魔の輪」とでも呼びたいやっかいな場所ですね。
まず、バケツに水を汲んで、勢い良く流し込んでください。あら、不思議。ほとんど水がなくなってしまうではありませんか。
そうすればお掃除は簡単。ナイロンタワシにクリームクレンザーを付けてゴシゴシ磨いてください。ただし、ナイロンタワシで磨くと細かい傷が付きますから、その後は埃が付着しやすくなります。そこで、目立たないうちに、日常的に磨くことが大切です。
Q:日当りのよい廊下の板が傷んできたようです。回復させる方法はありますか。
最近の建材は樹脂加工がされているので、頻繁なワックスがけは不要。でも、日当りのよい場所はワックスもはげやすく、材料も傷みがち。表面がちょっとザラッとしてきたら、早めにワックスをかけると材料も長持ちします。
ワックス剥がし剤、ワックス、スポンジを求めてください。まず、掃除機でごみやホコリを取り除きます。そして、ワックス剥がし剤で前に塗ってあったワックスを剥がし、濡れ雑巾でその剥がし剤を拭き取り、2時間ほど乾かします。乾いたら、ワックスを塗ってまた2時間ほど乾かします。
Q:お風呂のカビの掃除法を教えてください。
カビは生き物です。根をしっかり張り巡らせて、お風呂場を占領してしまいます。
市販のカビ取り剤は、漂白・殺菌効果のある次亜塩素酸ソーダに粘性を加えたもので、スプレーすると長時間壁にくっついてカビの息の根を止めてくれます。
それでも退治できない場合は、ティッシュペーパーを四分の一くらいに裂いて目地に当てながらカビ取り剤をスプレーしてみましょう。そうすると、長く薬剤が壁に留まり、効果が上がります。
カビ取り剤は劇薬ですので、ゴム手袋&マスクをしてカビ退治に取りかかりましょう。
Q:お風呂のバスタブに、ピンを置いておいたら錆がついて取れません。どうしましょう。
錆は金属が酸化した色。頑固に染み付いてしまうと、なかなか取れませんね。
一般に、漂白には塩素系の漂白剤を使いますが、錆には利きません。なぜなら、酸化したのですから、還元してやらなければ取れないのです。
現在、入手しやすい還元漂白剤は、花王のハイドロハイター。顆粒状になっていますので、少しの水で溶いて錆の上に乗せておいてください。
ただ、塩素系の漂白剤と違って、あまり効果が感じられないのが残念。でも、試す価値はあります。
Q:夏は大活躍してくれた網戸。きっと、とても汚れていると思います。網戸の掃除法を教えてください。
そうですね。窓を開け放す機会が多く、網戸を通して風が入ってくると、戸外のホコリがみんな網戸にくっついてしまいますね。夏が一段落したところで、網戸をサッパリさせておくと、秋の爽やかな風が心地よいことでしょう。
網戸は外して洗うのが一番。網戸の両側の溝の部分にストッパー用のねじがあります。それを緩めれば簡単に外せます。
玄関など網戸を寝かして掃除するスペースがありますか。網戸の網の側を下にして寝かせ(網がたるまないように)、ホースで水をかけ、タワシと洗剤液でこすります。
洗い終わったら、斜めに立てかけ、水気を切ってセットしましょう。
外して洗う場所がない場合は、挟み撃ち作戦。左に大きい雑巾を持ち、右に洗剤溶液をつけたスポンジを持ち、右で網戸を洗いながら汚れを左の雑巾で受け止めます。もちろん、左利きの人は逆勝手で。
ジャージャー水をかけてもいい場所なら、窓を閉め、ホースで水をかけて外側からブラシ洗い。洗剤で洗った後、さらに水をかけて洗剤分を落としましょう。
Q:畳にごろ寝が気持よい夏でした。汗をかいた足で歩き回ったせいか、なんだか湿気っぽくなってしまったような。畳の手入れはどうするのでしょうか。
最近は、畳の部屋もフローリングワイパーでお掃除する人が多いようですね。それは、表面のホコリは取れても、目に入ったホコリまでは取ってくれません。たまには、畳の拭き掃除をしてみたらいかがでしょう。
上級者向けには、サンドイッチ法を。絞った雑巾を乾いた雑巾でサンドイッチにして拭く方法です。乾いた雑巾に微かにしみ込んだ水分が、畳の目の奥のホコリを吸い取ってくれます。
そこまで丁寧にする必要がないと決めたら、濡れ雑巾でじかに拭きましょう。その時は、手がしびれるくらい固く絞った雑巾で。
Q:夏はお風呂場が大活躍。熱気が籠ってカビも大活躍です。夏のお風呂場の掃除法を教えてください。
高温多湿が大好きなカビ。夏のお風呂場は、気温が高い上にお湯の温度で暖められ、湿度も加わわるのでカビ天国です。
入浴後は、窓を開けたり換気扇を回したりして、湿気を追い払うのがコツ。換気扇は、一晩中回し続けるのがよさそうです。
そして、入浴後はバスタブや壁面などにシャワーで水をかけ、浴室を冷やすのも良いでしょう。
予防をかねて、カビが見える前にカビ取り剤をスプレーしておきましょう。家族が全部入った後で、スプレー。翌日、お湯を入れる時には念入りに洗い流してください。
Q:シンクの茶色い水垢が取れないで困っています。良い方法はありませんか。
水垢は、水の中のミネラル分が固まってしまったやっかいな汚れです。その掃除法にはいくつかあります。
まず、酢を使うこと。マグネシウムやカルシウムなどのアルカリ金属を、酸で溶かしてしまおうという手法です。
また、次亜塩素酸ソーダを使うこと。これは強力なアルカリ作用でミネラルを溶かしてしまおうというもの。
さらに、ナイロンタワシとクレンザーでこすりとること。これは、先のような化学的な方法ではなく、物理的に汚れをかき落とすものです。
汚れは、あまり溜めずに定期的なお掃除を励行し、夏を爽やかにお過ごしください。
Q:台所のガスレンジが油や焦げで汚れています。どうしたらきれいになりますか?
今日1日の食事を準備してくれた台所。1日の感謝をこめて、夕食後には磨き立てておきたいものですね。
でも、忙しい時には毎日毎日ガスレンジの掃除をするのも大変。そこで、1週間に1度と決めて、徹底的にお掃除しましょう。まず、外せるものは外してシンクでタワシ洗い。焦げや油はナイロンタワシを濡らして台所用洗剤をつけ、ガステーブルの表面をこすります。これでほとんどの汚れは取れてしまうはず。最後に濡れた雑巾できれいに拭ってください。
多くの場合、ホーロー引きでしょうから、あまり汚しすぎてガリガリやると傷ついてしまいます。汚れが目立つ前にするのが、掃除の鉄則です。
Q:トイレの芳香剤を置いていますが、なかなか臭いが取れません。何か良い方法はありませんか。
私は、芳香剤を使うのは反対です。トイレの臭いは清潔さを測るバロメーター。臭いがするということは掃除が行き届いていないという証拠ですね。
臭いが染み付いてしまっていたら、特別手入れを。トイレマットやトイレットペーパーなどをすべて外に出し、次亜塩素酸ソーダ(ハイターなど)を10倍くらいに薄めてスプレーします。スプレーは、住居用の洗剤やスプレーのりなどの空きボトルを使います。
ただし、次亜塩素酸ソーダは劇薬ですから、エプロン、マスク、ゴーグル、手袋をして取りかかること。スプレー後、しばらく密閉しておき、その後は窓を開けて空気を入れ替えること。またその後、水拭きをして成分を残さないようにしましょう。これで、臭いも追放できるはずです。
ところで、タンクの中に芳香剤を入れている家庭がありますが、トイレのタンクの水は地震の時のお助け水です。芳香剤が入っていたら、飲めませんからね。
Q:トイレの水がある部分の一番上が黒ずんでいます。スッキリするお掃除法はありますか?
お盆は、親戚のみなさんが集まる機会なので、トイレの掃除は完璧にしておきたいものですね。
トイレの喫水線の部分は、とても厄介な汚れです。水の中のミネラル分と、部屋のホコリとが結びついて、トイレブラシでこすったくらいでは取れません。
私は、自家製の掃除用具を作っています。3Mのスコッチタワシ(グリーンのもの)を3センチくらいに切り、2重にして割り箸の先端に巻き付けます。
さて、掃除。バケツに水を汲み、トイレに流しましょう。あら不思議。水の量がずっと少なくなって、喫水線が現れます。そして、自家製ブラシにクレンザーをつけ、ゴシゴシこすります。スッキリきれいになりますよ。
Q:エアコンを経済的に使う方法を教えてください。
あらゆる家電製品の中で、エアコンが一番エネルギーを使います。それというのも、在室中はずっと点けっぱなしにしてしまいがちですから、長時間使うために消費エネルギーもたくさん使ってしまうのでしょう。
冷房は28℃、暖房は20℃が目安と言われています。確かに、涼しい部屋にいるとその時は快適に感じますが、夏バテしたり、夏風邪を引いたり、女性では冷え性になってしまったり。体は夏の体勢になっているのに、温度は低いというアンバランスが体のバランスを狂わせてしまうのです。
冷房時に1℃高く設定することによって、約10%の省エネになります。夏なのですから、室内でもちょっと汗ばむくらいに2〜3度高く設定して暑さを楽しんでみてはいかがでしょうか。
エアコンを効果的に使うには、①カーテンを活用する ②扇風機を活用する などがあります。外気の熱は窓から20〜30%入ってくると言われます。断熱カーテンやブラインドの利用で冷房効率が上げられます。また、扇風機を利用して、冷気を循環させたり、そよ風を起こしたりすることで涼しく感じられます。
Q:会社のエアコンが強すぎて女性には厳しい夏です。冷房病にならないようにするにはどうしたらいいでしょうか。
大きなビルの冷房は、背広を着た男性に合わせているせいか(クールビズに取り組んでいる場合は別ですが)、冷やし過ぎているようですね。女性には辛い環境ですね。
人間の調節機能は外気との温度差が5℃以内だそうです。
温度を調節できないこともあるでしょうから、せめて冷気を直接肌にかけないように席を代わってもらいましょう。そして、カーディガンや厚いスカーフ、ソックスなどを活用しましょう。
寝る前は、シャワーではなくぬるめのお湯にゆっくり浸かって血行を良く。食事は、できるだけ暖かいものを。体の中から暖めることも有効です。
Q:洗面台の洗面器と回りの台を繋ぐパテの部分に赤黒い斑点があり、いくら掃除しても消えません。対策があれば教えてください。
汚れはカビの一種です。コーキング剤はカビの好物で、しかも軟らかいので根を張り巡らせ、表面を擦っただけでは退治できません。
コーキング剤と同じ幅にティッシュペーパーを丸めて置き、ハイターなどの漂白剤を含ませてしばらく放置してみてください。1時間ほど経過してから取り除き、水拭きしてください。
ただし、漂白剤が皮膚や衣服につかないように注意が必要です。
Q:食堂の布張りの壁紙がカビで黒ずんできました。カビの除去法を教えてください。
壁に張るクロスには、ビニールクロスと布クロスがあります。布クロスは4〜5年でホコリや汚れが目立ってきます。ビニールクロスの場合は、洗剤などで汚れを落とすことができますが、布クロスの場合は水分を嫌います。
布クロスは、新しいうちは豪華で落ち着いた雰囲気が素敵ですが、食堂など人の出入りが激しく温度も湿度も高い場所では、汚れやカビがつきやすく、2〜3年で黒ずんでくる場合もあります。
布クロスのクリーニングは、専門家に依頼するしか方法がありません。ただ、張り替えたほうが安価な場合もありますので、業者に相談してみてください。
もし、張り替える場合は。こんどは洗剤で拭ける素材にしておくことをお勧めします。
Q:ステンレスの流し台がだいぶ曇りが出てきました。新品のようなピカピカにする方法はないでしょうか。
ステンレスは目の粗いクレンザーや強力な研磨剤が付着されたスポンジを使うと傷がつき、曇ってきます。そして、深い傷がつくと錆ることもあります。また、塩素系イオンにも弱いので、シンクに水をためてまな板や布巾を漂白しないようにしましょう。
クレンザーを使う場合は、目の細かいクリームクレンザーを。
ステレスをピカピカに保つには、お掃除の後、水分を残しておかないこと。水滴がついていると、その水分が蒸発した時に水に含まれるミネラル分は蒸発せずにシミになってしまいます。お掃除の後は、お湯をかけ、乾いた布で水分を拭き取っておきましょう。
Q:ゴキブリが出て来て怖い思いをします。退治するにはどうしたらいいでしょうか。
ゴキブリは何万年も前から地球に存在していた虫。それだけ生命力が強いので、有効な退治法はなかなかありません。
難しことですが、ゴキブリの餌を断つこと。調味料や乾物、野菜類などは狙われます。ビニール袋に入れても、ビニールなどは簡単に食いちぎられてしまいます。密閉容器にきちんと入れることですね。そして、清潔にしておかなければなりません。
バルサンなどを炊いてゴキブリを追い出しましょう。そして、追い出したゴキブリが再び侵入しないように、通り道にゴキブリ専用薬剤をスプレーしておきます。さらに、ゴキブリが好きな場所、台所や浴室回りにゴキブリ取りを置いておきます。
でも、自分の家だけで退治しても、建物の隙間や下水管を通って外から入ってきます。町ぐるみのゴキブリ退治が本当は必要です。


Q:ブロック塀の汚れが気になります。きれいにする方法はありますか?
ブロック塀は、住居用洗剤を薄めてタワシで擦っても大丈夫。その後、ホースで水をかけて洗剤成分を洗い流しておいてください
それでもきれいにならない場合は、汚れの原因はカビかもしれません。市販のカビ取り剤を吹き付け、しばらくおいてからよく水洗いしてください。
Q:畳を新しくしたところ、換気不足からか、カビとダニが発生してしまいました。どうしたらいいでしょうか?
ダニと人間は歴史的に長いお付き合いがあり、人間が住みやすい環境を追求したことがダニにも住みやすい環境を作ってしまいました。ダニの繁殖の原因は、①温度、②湿度、③餌の3つ。
まず、布団は日に干すこと。晴天時に黒ビニールをかけて干せば中は60度に達し、ダニは死滅します。後は、布団を叩いて死骸を追い出します。干せない場合は布団乾燥機を利用しても良いでしょう。
ダニにかまれてかゆいということより、死骸が粉末化してハウスダストとなって飛び散り、アレルギーの原因になることが問題になっています。でも、アレルギーの家族がいない家庭では、あまり深刻になる必要はありません。
畳の乾燥は、畳の下に除湿剤を敷いたり、ダニ用の殺虫剤を撒いたり。畳の端を上げて割り箸などで支え、除湿器などで強制的に乾燥させるのも良い方法です。

Q&Aの最終更新日 : 2017-11-30